- NUX MG-400ってどんなもの?
- 特徴や機能、評価について知りたい!
この記事では、上記の悩みや疑問を解決する内容になっています。
なぜなら、「NUX MG-400」の特徴や機能、評価について調べて分かった事をまとめ、動画などを交えて解説しているからです。
この記事を書いているのはギター大好きな当ブログ管理人のリュウです。他のサイトで調べる手間を省けるよう心掛けて書きました!
この記事を読んでもらえれば、「NUX MG-400」がどんなものか大概の事は分かるようになりますよ。
NUX MG-400とは
「NUX MG-400」とは、躍進を続けている中国のエフェクターブランド「NUX(ニューエックス)」が開発したギター/ベース用マルチエフェクターで、エントリーモデル「MG-300」の操作性や視認性、音質・機能をグレードアップさせたモデルとなっています。
エントリーモデル「MG-300」と比べ、DSPが2つに増設され解像度アップと低レイテンシーを実現し、NUX社独自のアンプモデリング技術「TSAC-HD(True Simulation of Analog Circuit, White Box)アルゴリズム」と512サンプルのIRを組み合わせによって、サウンドのリアルさに磨きが掛かっています。
並び替え可能な10の独立したシグナルブロックを備え、ディスプレイも大きく見やすくなり、エフェクトのon/offをグループで制御できるシーンチェンジモードの追加、操作スイッチやI/O(入出力)が増設され、ベース用としても使用可能になっています。
MG-300と同様に数十種類のドラムトラックにルーパー機能、オーディオI/F機能やエディターソフトを使ってのパッチ設定がPC上で簡単に行え、ベースにも対応できるようになった事でデモ制作等に柔軟に対応でき、さらに使いやすく進化しています!
音質については、高級機種と比べると解像度の差はあるものの高クオリティなアンプシミュレーター、歪み系については実機と聞き分けられないレベルとなっています(ビットレートは最高クラスの32bit)。
音作りについても、並び替え可能な10個の独立シグナルブロックが用意されていて自由なサウンドメイクが可能となっています。しかし「SEND/RETURN端子」が装備されてないので、お気に入りのコンパクトエフェクターの制御や4ケーブル・メソッドには対応していません。
初めてのマルチエフェクターとしても申し分ない実力を持っていて、MG-300との価格差は約1万円ほどでお金に余裕があるならMG-400を買った方が良いですね。便利機能が満載なので練習が捗るし音作りの勉強にもなる、しかも低価格という事でコスパ高いです!!
NUXってどんなブランド?
「ギタリストの情熱をかきたてるアイテムを創る」をテーマに、香港の隣にある深セン市に本社を構えるCherub Technology(チェルブテクノロジー)という会社が2006年に立ち上げたエフェクターブランド。
今回紹介している「NUX MG-400」の他にも、少し前に出て話題を呼んだ「NUX Mighty plug pro 」は、超小型プラグタイプのマルチエフェクター/オーディオI/Fとして、スマホアプリを使ってのサウンドメイクやDAWと連携、マイク付きヘッドフォンを足せば本格的な配信まで出来る優れもの! それなのに1万円代と低価格!
低価格で高機能・高音質といった超コスパの高い製品を開発・販売している、今後の動向に注目が集まるブランドの一つです。
特徴・機能について
「NUX MG-400」の特徴や機能について詳しく解説していきます。
基本スペック
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DSPが2つになった!
「MG-400」はDSPが2基搭載となっており、低レイテンシーと音の解像度アップに貢献しています。
NUX独自のアルゴリズム「TSAC-HD(True Simulation of Analog Circuit, White Box)」によるモデリング・アンプとIRにより、リアルなアンプ・サウンド、実機さながらのエフェクトを出力します。
特に歪み系のエフェクトは実機と聞き分けが出来ない程、リアルに再現されています!
操作スイッチが増設された!
本体の左側に上下パッチチェンジスイッチ、中央部分に2個のCTRLスイッチが増設され、右上にマスター・ボリュームが追加されました。
このCTRLスイッチでエフェクトのON/OFF、シーンチェンジが使えるようになっています。
シーンチェンジモードが可能に!
各パッチに、「S1 / S2 / S3 」と3つのSCENE(エフェクトのon/off設定)が保存可能となりました。
ライブなどの演奏でも扱いやすくなった!
ディスプレイが大きくなった!
直感的でわかりやすい、2.8インチ 320×240 カラー液晶ディスプレイになりました。(タッチ非対応)
I/O(入出力)、標準プラグステレオアウトが可能に!
MG-300ではモノラルアウトのみでしたが、MG-400ではステレオアウトが可能になっています。
その他の入出力は以下の通りです。
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FXループが搭載されてないので、好きなコンパクトエフェクターをMG-400で制御したりは出来ないですね。搭載されてたら良かったのになぁ…。
ベースアンプモデルが追加!
MG-400からベースアンプモデルが1つ追加されました。
ギタリストのデモ制作などに嬉しい機能ですね!
PCエディターソフト「Quick Tone」
※上記動画は、3:38~ Quick Toneの紹介から再生されるよう設定しています。 |
NUX MGシリーズの専用エディターソフト「Quick Tone」を使用すれば、PC 上で簡単にパッチの設定やIR データのロードもできます。
「Quick Tone」を使用することで、著名なギタリスト(矢堀孝一さん、山口和也さん等)が作成したパッチを使用することも出来ます。
その他の便利機能
- 67パターンのドラムトラック
- ステレオ30 秒、モノラル60 秒のルーパー機能が搭載
音や評価について
※上記動画では。3:24~ サウンド比較のところから再生されるよう設定しています。 |
高級マルチエフェクト・プロセッサー「Quad Cortex」との比較では、さすがに敵わない印象ですが「NUX MG-400」も、このクラスとしてはかなり良い音ですね。
コンパクトエフェクターの実機比較では、聞き分け出来ない程の仕上がりです。
機能・音質・操作性に優れていて、お値段以上という印象です。FXループがついてないのが残念ですが、初めてのマルチエフェクターとしても十分ですね!
- NUX独自のTSAC-HDホワイトボックスアンプモデリングアルゴリズムを使用
- 移動可能な 10 の独立したシグナルブロック。( NG, CMP, 歪み系, AMP,IR, EQ, DLY, MOD, RVB, P.L)
- アンプモデリング(ギター25 種、 ベース1 種、 アコースティック1 種)とエフェクト( 45 種)、2 種類のイコライザー、ノイズゲートを内蔵
- 各パッチと12 個のIR コレクションにサードパーティIRデータのロードが可能。( 48kHz, 512 Sample)
まとめ
今回の記事のまとめです。
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