ZOOM G2 FOUR 製品レビュー MS-50G+より優秀!

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  • ZOOM G2 FOURってどんなもの?
  • 特徴・機能、メリット・デメリットは?
  • どんな人におすすめ?
  • ZOOM MS-50G+とどっちがいいの?

この記事では、上記の悩みや疑問を解決する内容になっています。

なぜなら、「ZOOM G2 FOUR」の特徴・機能やメリット・デメリットについて調べて分かった事をまとめ、動画などを交えて解説しているからです。さらに、話題の「ZOOM MS-50G+」より優秀なのか? についても考えてみました。

リュウ
この記事を書いているのは、ギター大好きな当ブログ管理人リュウです。他のサイトで調べる手間を省けるよう心掛けて書きました!

この記事を読んでもらえれば、「ZOOM G2 FOUR」の事や「ZOOM MS-50G+と比べて優秀か?」について大概の事は分かるようになりますよ。

目次

ZOOM G2 FOURとは?

「ZOOM G2 FOUR」(ペダル付きはG2X FOUR )とは、カーソル型フットスイッチやZOOMの新技術「マルチレイヤーIR」が初めて搭載され、説明書なしでもすぐ使いこなせるように設計され簡単操作で本格的なサウンドが得られるZOOMのマルチエフェクターです。(2022年12月発売)

音質はかなり良くなっていて、最近話題の「ZOOM MS-50G+」より先にZOOMの新技術「マルチレイヤーIR」が搭載され、ピッキングの強弱などによって異なる音量で取り込まれたIRを自動で割り当てることで現実のキャビネットのような、他機種では味わえないリアルなサウンドが得られます。

DSPが弱く一度にたくさんのエフェクトは使えませんが、1 つのパッチメモリーに最大6エフェクト+1ペダルエフェクトが設定可能で、22種類のアンプ+キャビネットモデルと79種類のギターエフェクトを搭載し、iOS/Android専用アプリHandy Guitar Lab for G2 FOURから50種類以上のエフェクトが追加できます。

操作性は、カーソル型フットスイッチの足での操作は「ZOOM MS-50G+」同様にやりにくそうですが、説明書がなくてもすぐ慣れるし、ZOOMユーザーだったらすぐ使いこなせると評判です! サイズはコンパクトエフェクター約2.5分くらい、重量も軽くなっています。

アウトプット設定がアンプ/ラインの2種類用意されているのでギターアンプはもちろん、オーディオインターフェースに挿してDTMにも使えます。また、自宅練習に最適なAUX INとヘッドフォン接続も搭載され、68種のリズムパターンやルーパー機能も搭載されています。

給電方法については電池駆動は出来ませんが、DC9V ACアダプター、本体に搭載されたUSB-C端子を使ってモバイルバッテリー給電が可能です。

リュウ
ヒット曲の音を再現したプリセットだけでもかなり遊べるし、簡単操作で良い音が出せるマルチエフェクターが欲しい人、手早く追加エフェクトを足したい人などにおすすめのモデルですね!

 

特徴・機能・MS-50G+との比較を交えて紹介

「ZOOM G2 FOUR」の特徴や機能を詳しく紹介していきます。

主な基本スペック(MS-50G+との比較表)

G2 FOUR MS-50G+
エフェクト + プリアンプモデル 79 + 22 (Handy Guitar Lab for G2 FOURから追加可能) 80 + 22 (Handy Guitar Lab for MS-50G+から追加可能)
同時使用エフェクト数 6 + 1 PEDAL 6
マルチレイヤーIR あり あり
ライン出力 あり なし
パッチメモリーユーザーエリア 300 100
サンプリング周波数 44.1 kHz 44.1 kHz
ディスプレイ ドットマトリクスLCD(256 x 128 dot) ドットマトリクスLCD(160 x 128 dot)

エフェクトの種類に応じて色が変わるLCDバックライト

入力 INPUT 標準モノラルフォーンジャック 標準モノラルフォーンジャック
AUX IN ステレオミニジャック なし
出力 L / R 標準モノラルフォーンジャック L / R 標準モノラルフォーンジャック
PHONES ステレオミニジャック なし
電源 ACアダプタ DC9 V センターマイナス、500mA(ZOOM AD-16)USB バスパワー動作対応 ACアダプタ DC9 V センターマイナス、500mA(ZOOM AD-16)USB バスパワー動作対応
電池駆動 なし 単三電池2本
USB 端子 USB-C USB-C
専用アプリ Handy Guitar Lab for G2 FOUR(50種類以上のエフェクトが追加可能) Handy Guitar Lab for MS-50G+
外形寸法 145 mm (D) x 184 mm (W) x 71 mm (H) 133 mm (D) x 79 mm (W) x 61 mm (H)
重量 707 g 353 g(電池を除く)
発売日 2022年12月 2023年11月
価格 23,300円前後 12,900円前後
リュウ
両モデル共にマルチレイヤーIR搭載、USBバスパワー動作対応。G2 FOURは電池駆動は不可ですが、ディスプレイが大きくPHONE端子等を搭載、ライン出力可能とMS-50G+より機能は上ですね。

マルチレイヤーIR

マルチレイヤーIRとは、弱・中・強の異なる音量で取り込まれたIRを、ピッキングの強弱に応じて最適なIRをブレンドして出音することで現実のキャビネット同様の響きを生み出し、さらにリアルなサウンドが得られるZOOMの新技術です。

リュウ
この「マルチレイヤーIR」は、「ZOOM G2/G2X FOUR」と「ZOOM MS-50G+」のみで、他メーカーの同価格帯マルチエフェクターと比べて、音質の部分で頭一つ抜きん出ていると言えますね!

国内外のヒット曲を参考に音作りされたプリセット250種類!

「ZOOM G2 FOUR」には、1953年〜2021年までの国内外のヒット曲の音作りを再現したプリセットが250種類用意されています。

リュウ
プリセットにはBruno Marsの曲やレッチリのCan’t Stop、BABYMETALの曲など、他にもたくさん用意されていてこれを原曲に合わせて弾くだけでもかなり楽しそうですね!

250種類のプリセットパッチの詳細を見る (PDF)

アンプ/ライン出力を選択できる!

「ZOOM G2 FOUR」は、ギターアンプで使う場合とオーディオインターフェースやPAミキサーなどに接続する場合というような、出力先を選択して最適なサウンドを鳴らせるように設定できます。

リュウ
ライン出力は「ZOOM MS-50G+」にはない機能ですよ!

使い勝手の良い操作性

視認性の良い液晶画面とアンプ・エフェクトのモデリング元がわかるアイコン表示や、液晶画面の下にある4つのコントロールノブや3つのフットスイッチ、上下左右のスクロールを行うカーソル型スイッチは、慣れればすぐに使いこなせるようになります。

リュウ
カーソル型スイッチはフット操作可能となっていますが、足での操作は正直むずかしいようです…

ACアダプター、モバイルバッテリーで給電可能

「ZOOM G2 FOUR」は、AVアダプターの他に、本体のUSB-C端子からモバイルバッテリーを使って給電できるようになっています。

リュウ
電池駆動は出来ません。出来て欲しかった…

自宅練習やDTMにも便利な機能がたくさんある!

「ZOOM G2 FOUR」にはDTM時に便利なオーディオインターフェース機能が備わっている他、自宅練習に役立つAUX IN・ヘッドフォン端子を搭載し、最長80秒のルーパーと68種のリズムパターンがエフェクトとして用意されています。

リュウ
ルーパーと68種のリズムパターンはエフェクトブロックを使う必要があるので、エフェクトの最大使用数が減っちゃうのがデメリットと言われています…

Handy Guitar Lab for G2 FOUR

「ZOOM G2 FOUR」には、有料専用アプリ(¥100)が用意されています。

  • エフェクトのメモリ使用率を可視化
  • スマホ・タブレット上でチューナーが開ける
  • エフェクトの追加
  • プリセットパッチの入手
  • パッチメモリーの編集
リュウ
専用アプリと連携させることでタッチパネル液晶付きのマルチエフェクターに化けます!しかし、iPhoneの場合は別途カメラアダプターが必要になるのがデメリットとなっています…

Handy Guitar Lab for G2 FOURアプリを入手

音質について

※上記動画は7:20~から再生されるように設定されています。
リュウ
出音を聞く限り、かなり高音質だと思います。この価格帯でもこんなに良い音がするようになったんですね!

評価・評判、メリット・デメリット

ネットショップなどのレビューを調べて分かったメリット・デメリットについてまとめておきます。

リュウ
不満点も見受けられますが、この価格帯での機能性や音質など考えるとコスパの良いモデルだと思います。

メリット

  • 難しい音作りが出来ない人でも有名な曲名が書かれたプリセットだけで十分遊べる
  • 価格帯からは考えられないくらい音が良い
  • アンプ/キャビが一体化しているので簡単な設定で良い音が出せる。
  • 本体のAUX端子をスマホとつなぎyoutubeの音源を流しながら練習出来る
  • ライン出力に対応、オーディオインターフェース機能もありDTM等に役立つ

デメリット

  • スマホと本体つなぐ時、Bluetooth接続は不可で有線のみ
  • iphone場合はカメラアダプタが無いとつながらない
  • 3つ並んだフットスイッチの操作性は良いが、並び順が離れたエフェクトにフットスイッチを振り分けられない
  • DSPの性能が明らかに足りず容量オーバーになりやすい
  • 本体を動かすと内部からバネが揺れる様なシャラシャラ音がする
  • リズムマシンもエフェクトの一つとしてカウントされるので、エフェクト6個使うとリズムマシンが使えなくなる
  • アンプとキャビネットが一体化しているので、別々に設定することができない

 

どんな人にオススメなのか?

・難しい音作りの設定が出来ないから、出来るだけ簡単操作で良い音で弾きたい人

・何個もエフェクターを買う予算が無いので、手早く品質の良い追加エフェクトが欲しい人

・低予算でも音質が良く、練習に役立つ機能やDTMなどにも使えるコスパの良いマルチエフェクターが欲しい人

ZOOM G2 FOURとMS-50G+どっちがいいのか?

コンパクトさや価格、電池駆動が出来ることを除いては ほぼ同じことが出来るうえ、ライン出力やオーディオインターフェース機能、ドラムマシンやヘッドフォンも使える「ZOOM G2 FOUR」の方が価格は高くなりますが操作性・機能面は完全に上です。

リュウ
ただ、専用アプリをiPhoneで使う場合、カメラアダプタが必要になるというのが面倒くさいですね。

まとめ

  • マルチレイヤーIR搭載、これまでのIRでは表現できないリアルなサウンドが得られる
  • 「ZOOM MS-50G+」と比べると価格が高い分、機能性も高い
  • 価格帯からは考えられないくらい音が良い
  • ライン出力に対応、オーディオインターフェース機能もありDTM等に役立つ
  • ルーパー、リズムマシン搭載、AUX IN、ヘッドフォン接続可能で練習が捗る
  • 本体のAUX端子をスマホとつなぎyoutubeの音源を流しながら練習出来る
  • 難しい音作りが出来ない人でも有名な曲名が書かれたプリセットだけで十分遊べる
  • モバイルバッテリー給電が可能
  • DSPが弱いため容量オーバーになりやすく、音作りの自由度は低い
  • iphone場合はカメラアダプタが無いとつながらない
  • リズムマシンやルーパー使用の際、エフェクトブロックが必要
リュウ
練習機能がたくさんあって、簡単操作で良い音が出せるマルチエフェクターを2万円代で探している人、手早く高品質な追加エフェクトが欲しい人にオススメのモデルですね!

 

当ブログ記事を読んで下さった方へ

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