エフェクター 必要最低限、買う順番についての悩みを解決!!


初心者2

  • ギター初心者が最低限揃えるべきエフェクターとは?
  • どのエフェクターを買えばいいの?
  • エフェクターを買う順番も知りたい!


この記事では、上記の悩みや疑問を解決する内容になっています。

なぜなら、「必要最低限のエフェクター、買う順番」について調べて分かった事をまとめ、動画などを交えて解説しているからです。

リュウ

この記事を書いているのは、ギター大好きな当ブログ管理人リュウです。他のサイトで調べる手間を省けるよう心掛けて書きました!

この記事を読んでもらえれば、ギター初心者の方にも「必要最低限のエフェクター、買う順番」がどんなものなのか大概の事は分かるようになりますよ。

目次

エフェクターとは?

エフェクターとは、エレキギターとアンプの間に繋いで音色を変化させるためのものです。

リュウ

エフェクターって、自分好みのサウンドを追い求めて沼ってしまうほど、エレキギターを演奏するうえで欠かせないアイテムなんですよ! 種類も豊富で、例えば下記のようなものがあります。

・歪み(ひずみ)系 ロックサウンドの定番エフェクター

  • Overdrive|オーバードライブ ナチュラルな歪みで、様々なジャンルで使用されている
  • Distortion |ディストーション 深い歪みが得られ、ハードロックやメタル向き
  • Fuzz|ファズ 荒い歪みで、破壊的なサウンド

・空間系

  • Delay|ディレイ 弾いたフレーズを後追いで何度も繰り返してくれるエフェクター やまびこ効果
  • Reverb|リバーブ コンサートホールなどの残響音を再現 カラオケのエコーのようなイメージ

・モジュレーション(揺らし)系

  • Chorus|コーラス 独特の透明感が得られるエフェクター
  • Flanger|フランジャー 弾いた音にジェット機のようなウネリを加えるエフェクター
  • Phaser|フェイザー 弾いた音に波のようなウネリを加えるエフェクター

・フィルター系

  • Wah Pedal|ワウペダル ペダルの踏みや戻しで「ワウワウ」と言っているような効果が得られる
  • Auto Wah|オートワウ 上記の効果を自動で行ってくれるエフェクター

・その他

  • Booster|ブースター 原音を損なわず、ギターソロ時の音量アップなどに使用されるエフェクター 
  • Octaver|オクターバー 弾いた音に対し1オクターブまたは2オクターブ下の音を重ねて出力する
  • Pitch Shifter|ピッチシフター 音程を自由に変えて出力できるエフェクター

エフェクターには種類が二つある

エフェクターには「コンパクトエフェクター」と「マルチエフェクター」の2つの種類があります。

基本的には自身の用途や環境に応じて使い分けをしますが、それぞれのメリット・デメリットや特徴について知っておきましょう。

コンパクトエフェクター

コンパクトエフェクターは、「1台につき1つのエフェクト」が得られるようになっていて、その為の専用回路が組まれており、そのエフェクター特有のエフェクトと音質が得られます。

コンパクトエフェクターのメリット

  • そのエフェクターでしか得られない個性とサウンドが得られる
  • マルチエフェクターのデジタル処理での再現音じゃなく、100%正真正銘のサウンドが得られる
  • 各メーカーの自分が好きなエフェクターを自由に組み合わせての音作りが出来る
  • 実際に手で触れることで、コンパクトエフェクターを使っての音作りや扱い方が身につく
コンパクトエフェクターのデメリット

  • コンパクトエフェクターのみで音作りする場合、何個も集める必要があるため予算が高くなる
  • 複数のエフェクターを使用したい場合、エフェクターを繋ぐ「パッチケーブル(短いシールドケーブル)」と各エフェクターに電源供給するための「パワーサプライ」が別途必要になる
  • エフェクターの数が増えるにつれて管理や運搬が難しくなる
リュウ

自分のサウンドを追い求めていきたいなら、コンパクトエフェクターがオススメです!

 

マルチエフェクター

マルチエフェクターは、これ1台で様々な種類の歪み系、空間系、モジュレーション(揺らし)系などのエフェクトが得られます。さらにPCに繋いでDTMに活用出来たり、個人練習に役立つ便利機能が内蔵されていたりと多機能で大変コスパが良いです。

リュウ

ギター初心者がまずエフェクターを買うならこの「マルチエフェクター」をおすすめします!

マルチエフェクターのメリット

  • 1台で様々な種類のエフェクトが得られるのでとても経済的
  • 複数のエフェクトのON/OFFをスイッチ一発で呼び出せるので複雑な操作をしなくてよい
  • オーディオインターフェース機能やドラムパターンが内蔵されたものもあり、多機能でコスパ良し
  • コンパクトエフェクターをマルチエフェクター内で制御して使用出来るものもある
  • 価格についても1万円代から販売しており、それでも様々なエフェクトや便利機能が得られる
  • ハイエンドモデルになると音の解像度が高く、コンパクトエフェクターに匹敵する音質が得られる
  • エフェクター同士をつなぐ必要や電源供給が1つで済むため管理しやすい
  • 1台で色んなエフェクトを学習できる
  • 小型のものだと運搬がラク
マルチエフェクターのデメリット

  • マルチエフェクターのエフェクトは全てデジタル処理されたものなので、コンパクトエフェクターと比べて音質が見劣りする
  • マルチエフェクター内のエフェクトは全てデジタル処理で再現された音なので、音の作り込みによる個性などは出しにくくなる
  • 本体のディスプレイやPCエディターでのセッティングが可能だが、コンパクトエフェクターを手で操作する感覚とは違うため、細かな調整がしにくい
  • 低価格帯のものほど音の解像度が低くデジタル臭の強いサウンドになりやすい
  • モデルによっては扱い方が難しいものがあり、使いこなすのに苦労する事がある
  • 大型のマルチエフェクターになると持ち運びに苦労する
リュウ

マルチエフェクターは、色んなエフェクトを試して勉強したいとか予算を押さえたい初心者さんにはおすすめです!

 

おすすめのエフェクターと揃える順番について

ここでは、まず揃えたいエフェクター構成と手軽に購入出来て勉強にもなる王道エフェクター、低価格でコスパの良いマルチエフェクターを紹介します。

歪み系 + ブースター(歪み系) + ディレイ(やまびこ効果)

必要最低限ということで、優先して手に入れたいエフェクターの構成は下記のようになります。

歪み系 + ブースター(歪み系) + ディレイ(やまびこ効果)

まずロックなサウンドを得るための歪み系エフェクター、ギターソロ時に音量を上げるためのブースター、弾いた音を遅らせてやまびこのように繰り返し再生することで、音の広がりや幻想的な効果が出せる「ディレイ」の3つがあればギター演奏の表現としては十分です。

リュウ

つまり、歪み系が2個分とマルチエフェクターがあればOKなので、まずマルチエフェクターを買い、そのあと歪み系コンパクトエフェクターを買うという順番でOKです!

BOSS SD-1/BD-2、IBANEZ TUBE SCREAMER

歪み系エフェクターの定番3機種を紹介します。

BOSS SD-1 SUPER Over Drive

 

BOSS SD-1は80年代に登場してから人気の高いロングセラーモデルで、ギタリストなら一度は使ったことがあるような王道エフェクター。中音域にピークをもったオーバードライブの典型的なサウンド。

BOSS BD-2 Blues Driver

 

BD-2 ブルースドライバーは、「ブルース」という音楽ジャンル向けに設計されたオーバードライブで、ダークかつジャキッとしたサウンドは他ジャンルでも広く受け入れられ現代のロックギタリストにも愛用者が多いです。歪み幅が思ったより広くハードなジャンルにも対応出来ます。

IBANEZ TS9 TUBE SCREAMER

 

歪みエフェクターというより、ギターソロ時の音量UPやサスティン(弦を弾いた後の音の伸び)を稼ぐための”ブースター”としての使用に魅力を持った人気モデルです。こういった使い方を覚えると今後エフェクターの使い方に差が出てきます。

おすすめのマルチエフェクター

ディレイ効果やその他のエフェクトも得られるオススメのマルチエフェクターとワンランク上のおすすめモデルを紹介します。

ZOOM MultiStomp MS-50G

 

上記動画でも紹介されているコンパクトエフェクターサイズにマルチエフェクターが収まった2012年に発売されたZOOMのロングセラーモデル。1万円代という低価格ながら最大6種類のエフェクトを同時使用可能でチューナー機能もあり電池駆動も出来る優れもの。空間系エフェクトに定評があります。

NUX MG-30

 

価格は3万円代ですが音の解像度が最高クラスの32bitとなっていて、実機に迫るリアルなサウンドが得られ、お気に入りのコンパクトエフェクターを組み込めるSEND/RETURN端子が1系統搭載され大きめのカラーディスプレイやPCエディターにより操作性や使い勝手も抜群。

増設用フットスイッチも同梱され、ヘッドフォン端子、67パターンのドラムトラック、60秒のルーパー機能、オーディオインターフェース機能も搭載され、この価格帯では抜き出たモデルとなっています。

リュウ

まず初めに買うならこういった「ペダル付きのマルチエフェクター」が断然おすすめです。

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その他のおすすめコンパクトエフェクター

上記以外のエフェクターで人気のモデルを紹介していきます。

Wah Pedal(ワウペダル)

 

ペダルの踏み・戻しすることでギターの音の中低音域から高音域の周波数帯を上げ下げされることで「ワウワウ」と言っているような独特のサウンドが得られるエフェクター。「JIM DUNLOP / CRYBABY」やVOXのワウモデルが定番機種となっています。

Delay(ディレイ)TC ELECTRONIC / Flashback 2

 

Flashback 2は、8種類のディレイタイプと、専用アプリを利用することでディレイタイプを追加することが出来ます。アーティストが作った設定も使用可能です。さらにフットスイッチに「MASH機能」というのが搭載され、踏み込み具合でさまざまな効果が得られる多機能なディレイで人気が高いです。

まとめ

今回の記事のまとめです。

  • 最初に買いたいのはマルチエフェクター!
  • マルチエフェクターは出来ればペダル付きが良い
  • 必要最低限のエフェクターは、「歪み系 + ブースター(歪み系) + ディレイ」
  • マルチエフェクターを買った後にコンパクトエフェクターの順番でOK!
  • 定番の歪み系エフェクター BOSS SD-1 / BD-2 IBANEZ TS9 TUBE SCREAMER
  • 低価格でおすすめのマルチエフェクターは「ZOOM MultiStomp MS-50G」
  • ワンランク上のペダル付きマルチエフェクターは「NUX MG-30」
リュウ

まずはマルチエフェクターを買い、そして定番コンパクトエフェクターの順番で手に入れ、扱い方を覚えたら自分のサウンドを見つけ出すための長い旅が始まります。険しいエフェクター沼から抜け出せるか楽しみですね!

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