VEMRAM Jan Rayについて解説! 完成された世界水準ペダル!


初心者2

  • 「VEMURAM Jan Ray」ってどんなエフェクター?
  • どんな音がするの?
  • 評価や使用アーティストについて知りたい!


この記事では、上記の悩みや疑問を解決する内容になっています。

なぜなら、「VEMURAM Jan Ray」の特徴や機能、評価について調べて分かった事をまとめ、動画などを交えて解説しているからです。

リュウ

この記事を書いているのはギター大好きな当ブログ管理人リュウです。他のサイトで調べる手間を省けるよう心掛けて書きました!

この記事を読んでもらえれば、「VEMURAM Jan Ray」がどんなものなのか大概の事は分かるようになりますよ。

目次

VEMURAM Jan Rayとは?

「VEMURAM Jan Ray(ヴェムラム ジャンレイ)」とは、(株)トライサウンドが保有する日本のエフェクターブランド「VEMURAM」の歪み系エフェクターです。

「VEMURAM Jan Ray」は日本製のハンドメイド・エフェクターですが、アメリカのベテランギタリストMichael Landau(マイケル・ランドウ)やMateus Asato(マテウス・アサト)、バークリー音楽大学准教授のトモ藤田氏といった著名ギタリストも愛用するかなり人気の高いモデルです。

リュウ

この「Jan Ray」はトランスペアレント系オーバードライブに分類され、60年代ブラックフェイス期のフェンダーアンプを「Magic 6(Volume6、Treble6、Middle3、Bass2)」に設定した時の極上トーンを狙って設計されているんですね。

ピッキングの強弱でクリーン~クランチサウンドに出来るくらい反応が良く、ギター側のボリューム操作での追従性もとても良く、クリーン~クランチサウンドを自由に操れます。

真空管アンプとの相性も抜群で、ギターやアンプのキャラを損なわずにとても気持ちいいクランチ・サウンドが手に入ると評価も高く、使い方としてはプリアンプかブースターとして使われることが多いです。

ブルースやネオソウル、POPSからロックなど幅広いジャンルで使えますが、メタルには向いていません。

「VEMURAM Jan Ray」は値段は4万円を超えますが、一つの完成系エフェクターとして人気が落ちることなく数多のギタリストから支持を得続けています。

 

VEMURAMってどんなブランド?

「VEMURAM」は東京都千代田区富士見にある(株)トライサウンドが保有するエフェクターブランドです。

国内にある生産工場で、使われるパーツなど強い拘りを持ちハンドメイドにて生産いるブティック系エフェクターに分類されています。

今回紹介している「Jan Ray」の他にも数種類のペダルを設計・製造・販売しており、どれも高級感のある素晴らしいサウンドでプロ・アマ問わず愛用者が多く、今後の動きにも注目されています。

・マーシャルJCMのイメージで製作された「Karen」

・「VEMURAM」製ペダルを愛用しているギタリスト:AssH

特徴・機能について

「VEMURAM Jan Ray」の基本スペック・コントロール類等は下記の通りです。

  • マスターボリューム=音量
  • ゲイン=歪み量の調整
  • トレブル=高域の調整
  • ベース=低域の調整
  • サチュレーショントリマー=下記参照
  • ケース:真鍮(ブラス)
  • 電源:9ボルトDC、9ボルトバッテリー
  • サイズ:68x113x50
  • 重量:428g

サチュレーショントリマーについてですが、大音量で演奏するとアンプが自然とドライブしてしまいますが、このトリマーで調整することで、必要な歪みの幅を調整できるようになっています。

エフェクターは同じ回路でもケースが変わると音が変わるようで、「Jan Ray」はケースをブラス製にすることで独特のニュアンスが出るようになっているようです。

イコライザーの効きがとても良く、トレブル・ベース共に12時方向で良いトーンが得られます。ここを基準に好きなポイントを見つけましょう。

音について

上記動画にセッティング例がいくつか紹介されています。チェックしておきましょう。

記事冒頭でも言いましたが、60年代ブラックフェイス期のフェンダーアンプを「Magic 6(Volume6、Treble6、Middle3、Bass2)」に設定した時の極上トーンを再現したエフェクターです。

程よいコンプ感があり、ピッキングニュアンスの強弱によるクリーン~クランチの弾き分け、ギター側のボリューム操作による追従性が良く手元でのクリーン~クランチの調整が可能です。

ゲインを控えめにセッティングすれば上品でスムースな抜けのいいサウンド。ローゲイン設計のペダルなのでカッティングにも向いており、ゲインを上げてもブーミーになり過ぎず抜けのいいサウンドが得られます。

真空管アンプとの組み合わせを前提に設計されているので相性抜群です。ブースターやプリアンプとして使用されることが多く、ブルースやネオソウル、POPSにロック等に向いています。

メタル系のジャンルには向いていません。

 

評価・使用アーティストについて

※上記動画は5:18~ Jan Rayの紹介から再生されるように設定しています。

弓木英梨乃さんはJan Rayをかなり気に入っているみたいで下記のような感想・評価を述べています。

  • ものすごく良い歪み!
  • ブラスで出来ているからハウりにくい。
  • 音も良いし最高です!
  • ボリュームの幅が広いのでバッキングで使うこともあれば、ソロで使うこともある。
  • しっかり歪むのに粒が立ってて抜けが良く、キレイに歪んでいる感じがする。

他にもネオソウルギターの立役者、ソエジマトシキ氏も「ムチャクチャ良い音がする」と絶賛しており、普段のセッションなどで愛用されているようです。

「Timmy」と似ている?

「VEMURAM Jan Ray」は、「トランスペアレント系オーバードライブ」の先駆け「PAUL COCHRANEのTimmy」に酷似していると話題になった事がありました。

timmyの設計者「ポール・コクレーン」氏自身もJan Rayの事を快く思っていないことは結構有名です。

上記動画でも「似ている」という印象で、「timmyを高級化したのがJan Ray」だと言っています。

リュウ

どちらも良い音なのは間違いない無いです。

現在は「Timmy」の設計者とMXRのチームがコラボしてミニサイズになって価格も抑えられた「MXR/ CSP027 Timmy Overdrive」が手に入れやすいです。

 

まとめ

今回の記事のまとめです。

  • トランスペアレント系オーバードライブの完成系の一つ
  • ブラックフェイス期フェンダーアンプの「Magic 6」を再現したペダル
  • 幅広いジャンルで使えるけどメタル系には不向き
  • ピッキングの強弱、ギター側ボリューム操作の追従性が良い
  • 程よいコンプ感
  • プロギタリストにも愛用者が多い
リュウ

トランスペアレント系オーバードライブならこれを持っておけば間違いないです。値段は高めですが、これを基準に他機種を試していくっていうのも良いですね。

 

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