「オルタードスケールの形だけは覚えた。でも、実践での使い方がわからない」
この記事ではこんな悩みを持った人に向けて書いています。
オルタードスケールを使うとどんな雰囲気になるのか聴いてみてください^^
ペンタやメジャー・スケール一発でのアドリブとは違いますよね^^
このスケールはコツさえ掴めば簡単に使えます。
オルタードスケールとは
下図は、オルタードスケールとメジャー、マイナースケールの構成音を見比べたものになります。
メジャースケール (アイオニアン) |
P1 | M2 | M3 | P4 | P5 | M6 | M7 | |||||
オルタードスケール | P1 | ♭9 | #9 | M3 | #11 | ♭13 | m7 | |||||
マイナースケール (エオリアン) |
P1 | M2 | m3 | P4 | P5 | m6 | m7 |
ほとんどが9thや13thに#、♭が付いた「オルタードテンション」で構成されていますね^^
スケール・ポジション
覚え方
コードのルートの半音上の音程から始まるメロディック・マイナー・スケールを弾く。
使い方のコツ
実践で使う時のスケールの導き方と、雰囲気を出すための方法があります。
丸暗記はキツイからね^^;
コードフォームから導きだして使う
動画の演奏では、1廻し目のⅤ7を6弦ルートのバレーコードフォームから導き出しています。
この図で言うと、半音上のメロディック・マイナーですから♭2から弾いています^^
次に、2廻し目では5弦ルートのローコードフォームを使っています。
先ほどのとは違って、ヘッド側へ進行して行く運指パターンになっています。
パターンを使って弾く
基本的に♭9,#9,♭13を使い、#11はあまり使わなくてもいいです。
パターンとしては、ルートからP1-♭9-#9-M3-♭13と行って、p8へ繋ぐか、#9を飛ばすパターンで弾くと、決まりやすいです。
使える場所が決まっている
基本的に、G7とかE7のようなドミナント7thコードでのみ使用できます。
コードが完全4度進行している場合に使える
今回使用したコード進行は、
key=Cメジャーで6-2-5-1になっています。このG7-C△7(Ⅴ7-Ⅰ△7)の部分が完全4度進行ですね。ソから見たドは4度上の音程になりますよね^^こういう場合に使えます。
ドミナント7thコード以外では使えません。訳の分からないことになります^^;
まとめ
- ドミナント7thコードの半音上のメロディック・マイナーを弾く。
- コードフォームからスケールを導き出して使う。
- フレージングパターンを覚えておく。
- Ⅴ7-Ⅰ△7のような完全4度進行のときに使える。
- ドミナント7thコードでのみ使え、その他のコードでは使えない。
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