音感トレにも◎ エレキギターの正しいチューニングの仕方!

エレキギターのチューニング、初めてなんだけど、どうやるのが正しいの? と悩んでいるアナタ。

エレキギターを買った後に何をすればいい? そんなときにまずはチューニングを覚えるんだけど、ネットで調べると「音叉でやるのが良い」とか書いてあって迷っちゃうよね。初めてのチューニングだとちゃんと出来ているか分からないし、楽器屋さんに持っていくの大変だしさ〜。もしかしたら有料になっちゃうなんてことも…

そこで、正しいチューニングのやり方や考え方、チューナーの種類をまとめておくね。

正しいやり方をちゃんと知っておくことで、余計に迷うことなく上達できるよ。チューニングは最初はうまくいかなくても、何回かやっていくうちにちゃんと出来る様になるよ。

目次

チューニングは必ずチューナーを使う

チューニングはチューナーを使って合わせるのが絶対的に正しいやり方だよ!

チューナー無しで正しい音程に合わせられるのは、絶対音感のある人くらいで、プロのギタリストでも演奏やライブの合間などに、チューナーでチューニングしてるくらいだから、アナタも必ずチューナーを使おう。

ネットで調べると音叉でチューニングをした方が良いと書いてあることがあるけど、今どき音叉でチューニングする人の方が珍しいぐらいなんだ。音叉はチューニングに慣れた頃にやるので十分だよ。

リュウ

アプリ以外ならチューニングはアンプ無しでもできるよ。

チューニングの仕方

まず、各弦の合わせる音名を覚えよう。6弦から順番にE,A,D,G,B,E「ミラレソーなシミ」のように語呂合わせにすると覚えやすいよ。

  • 6弦:E(ピアノの低い方のミ、E2)
  • 5弦:A(ピアノの低い方のラ、A2)
  • 4弦:D(ピアノの真ん中のレ、D3)
  • 3弦:G(ピアノの真ん中のソ、G3)
  • 2弦:B(ピアノの真ん中のシ、B3)
  • 1弦:E(ピアノの高い方のミ、E4)

チューニングは6弦から1弦に向かって順番に行おう。その際に気を付けたいのはチューニングをする弦以外が鳴らないようにミュート(消音)しよう。これをしないと正確なチューニングが出来なくなってしまうよ。※全弦同時チューニングができる機種は別。

一発で全弦のチューニングが合うってことはまず無くて、エレキギターの構造上、1本の弦を合わせても、他の弦をチューニングするとズレちゃうんだ。だから、すべての弦が安定するまで何回か合わせなおす必要があるよ。

なぜチューニングするの?

そもそも、なぜチューニングをするかというと、楽器をする人みんなが、一定の基準に合わせるってことなんだ。そうじゃないと、他の楽器と演奏を共にする時に全体的な響きが合わなくなるんだ。

例えば、たくさんの人が居る場所で合図をしたら返事をして欲しいときに、グループごとに「日本語」「英語」「フランス語」と別れていたら、返ってくる返事がバラバラで揃わないよね。それを日本語で統一したら、揃ったものとして返ってくるよね。そんな感じかな。

周波数は440hzで合わせる

チューナーに表示されてるこの数字って何なのか気になったことない? これはラの音をどの周波数で合わせるかっていうものなんだけど、周波数がなんなのか? っていうのは今回はややこしいから省くけど、ラ=440HZっていうのが国際的な基準になってるんだ。

これはベースもキーボードも同じで、仮に441Hzや442Hzと高い数値でチューニングすると音程が若干高くなるんだ。聴き比べてもあまり違いは分からないんだけど、440Hzに比べて441Hzだと明るい響きになるんだ。だからってあまり周波数をあげてチューニングすれば楽器に負担が掛かるし、他の楽器と合わなくなっちゃうんだ。

もし設定を変えてしまっていたら、440Hzに戻してチューニングをしよう。

チューナーの種類

チューナーには、一般的なものだと4種類あるんだ。どれを選んでもいいけど、足元で操作出来てライブでも違和感無く使えるペダルチューナーがオススメだよ。BOSS,KORG,TC ELECTRONICなどのような、名の知れたブランドのものなら精度抜群だから安心だよ。

ペダルチューナー

コンパクトエフェクターと同じタイプのチューナーで、エレキギターとギターアンプの間に繋げて使うよ。視認性・操作性・利便性が一番良い。値段は高めだけど一番オススメ。上記の動画で紹介されている全弦同時チューニングが可能な優れもの「TC ELECTRONIC Polytune 3」や「BOSS TU-3」が代表的。

クリップチューナー

エレキギターのヘッド部分に挟んで使うタイプ。ペダルチューナーよりも手軽に使えるのが魅力。デメリットはライブで使用すると、見た目がちょっとカッコ悪い。アナタが気にしないならOK。こちらも全弦同時チューニングができる「TC ELECTRONIC PolyTune Clip」や「KORG AW-4G-BK PitchCrow-G」が代表的。

薄型カードタイプ

携帯性と安価なのがメリット。デメリットはライブなどでは視認性が悪いこと。初心者には価格的に最初のチューナーとしてはオススメ。エレキギターとシールドケーブルを繋げて使う。

アナログ指針タイプ

デジタルのものよりもさらに細かく見れるのが特徴。2009年に発売された「BOSS TU-12EX」はジャストでチューニングが合ったときにピピッと音で知らせてくれる。でも、デジタルチューナーが主となっている現在は、このタイプのチューナーは新製品が開発されてないから、あまりオススメしないよ。

チューナーアプリ

利便性・携帯性が一番良くて、安価(無料もあり)なのが魅力。デメリットはマイクで音を拾うため周りの干渉を受けやすいことで、そのため精度がどうしても下がる。どうしてもチューナーが無いとき以外はあまりオススメしない。

楽器はチューニングが命!

エレキギターに限らず、チューニングは何においても大事だよ。常に気にしていると音感が鍛えられて、そのうちズレにも気が付くようになるよ。

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