レスポールが欲しいなって思うけど、でもどんな音がするんだろう? とか、すごく重いって言われていたり、それにストラトキャスターと比べて具体的な違いはどこなのかなんて、ギター初心者には分かりづらいものだよね。
見た目だけで選んでも良いんだけど、何も知らずに買っちゃって、あとあと自分のプレイスタイルに合わないってことになる恐れも… そこで、色々調べて分かった事や、リュウは以前にレスポールを所持してたことがあって、その時思ったことも含めてここにまとめておくね。
知識を付けて実際に他のギターと比べたりすれば、きっと違いが分かるようになるよ。
持っただけでその気になれる! ギターの王道、レスポール!
「レスポール」と言えば、エレキギターの王道とされる「ストラトキャスター」や「テレキャスター」と並んで人気・知名度のあるギターなんだ。見た目も存在感があってステージ映えもするし、王道を知るために1度は手にしたいギターだね。
ガンズアンドローゼスのギタリスト、スラッシュ。過去にはマイケル・ジャクソンとの共演や、ソロ活動でもレスポール愛用者として活躍しているよ。
レスポールと言えばザックワイルド。オジー・オズボーンに発掘されて以来、バンドでの活躍はもちろんのこと、ペンタトニック主体で個性的なビブラートやピッキング・ハーモニクスは一聴すれば直ぐに彼だと気が付くほどだね^^
▼レスポールはギブソン社の製品
レスポールっていうのはギブソン(Gibson)とその子会社のエピフォン(Epiphone)の製品名なんだ。
Les Paul (レスポール)っていう名称はGibsonが商標登録しているから、他のメーカーが製品名にLes Paulと付けることは法律上許されないんだ。
このレスポールも人気モデルなだけに他メーカーからたくさんのコピーモデルが出ていて、先程も言ったように、他メーカーのものは「レスポール・タイプ」と呼ぶのが正しいだ。コピーモデルだからと言っても、各メーカーの確かな技術によって作られているから、本家にも勝るとも劣らない素晴らしいものなんだ。
こちらは音・質ともコスパの良さで好評なエドワーズのレスポール・タイプ。
▼どんな特徴があるの?
「ハムバッカー」という、ストラトキャスターとかのシングルコイルピックアップが二つ並んでニコイチになってるものがついているんだ。これによってシングルコイルよりも高出力でパワフルなサウンドが得られるようになっているよ。
レスポールの基本構造として、フロントピックアップとリアピックアップ、フロントボリューム&トーン、リアボリューム&トーンと、フロントとリアでそれぞれ独立したコントロールがあるのが特徴の一つ。これによってスイッチング奏法が可能になっている。
ボディは2種類の木材を貼り合わせてあって、裏側にマホガニー、表側にメイプルが使用されていてソリッドボディ(ボディに空洞が空いてないもの)、ネック材にもマホガニー、指板はローズウッドやエボニー、セットネック構造となっているんだ。
セットネックとは、ネックとボディをボルトではなく、接着剤で付けているもの。
ボディ形状が真ん中に向かって丸みを帯びているアーチドトップ(ストラトキャスターはフラットトップ)となっていて、ネックの長さが少し短めのミディアムスケール(ストラトキャスターはロングスケール)となっていて、日本人の体格にとって弾きやすい仕様になっている。
チューンオーマチック(T.O.M)とストップテイルピース(S.T.P)と言うブリッジ部が2つのパーツによって構成されていて、チューンオーマチックで弦高やオクターブ調整をして、テイルピースで弦を固定するようになっているのが、Fender・ストラトキャスターなどのブリッジとは違う、大きな特徴となっている。
現在はボディに空洞があるチェンバードボディが主流
レスポールはソリッド・ボディが基本構造だと言ったばかりなんだけど、2008年から製造されたレスポールはボディに空洞があるものにモデルチェンジされているんだ。これには2種類あって「チェンバード・ボディ」と「ウェイト・リリーフ・ホール・ボディ」があるんだ。
空洞があるから音が悪いとかではないけど、元々のレスポールのサウンドとは少し違うものになるから、拘りがあるなら07’以前に発売されたものか、ボディスペックに「Solid, Non-Weight Relieved Mahogany」と記載のあるもの、空洞の無い仕様なのかをちゃんと確認して購入しよう。
どんな音がするの?
音のバリエーションはフロント、フロント+リア、リアの3種類になっているよ。
レスポール でよく言われる「甘く太い音」っていうのは、フロントピックアップの音で、クリーンサウンドも美しく、リアで歪ませればロック向けのサウンドも出るしで、オールマイティに使えるサウンドを持ってるよ。
レスポールのサウンドや特徴を知りたいのに、他メーカー安物を買ってしまうと、良さが全然分からないまま粗大ゴミになっちゃう恐れがあるから、王道を知るためにもギブソンのレスポール・スタンダードという機種を手に入れよう。
どんなジャンルに合うの?
ロックはもちろん、ジャズでもよく使われることが多いね。ファンク系で使われることもあったりと色んなジャンルで使われているよ。
ここでレスポール愛用者を何人か紹介していくね。J-POPでも使われていてジャンルを問わず愛用者が多いことが分かるんじゃないかな?
「松本孝弘」日本のハードロックバンド、B’zのギタリスト。ギブソンから彼のシグネイチャーモデルが出ている事でも有名だね。
「ゲイリームーア」惜しまれながらも数年前に故人となった名ギタリスト。ブルージーで泣きのギターの達人としても知られ、名曲「パリの散歩道」はコピー必須!
レスポールはハイポジションが弾きにくい
レスポールは見た目もサウンドも申し分無いんだけど、ハイポジションに指が届きにくいんだ。アナタが欧米人みたいな大きな手を持ってるなら問題ないけど、ポール・ギルバートやガスリー・ゴーヴァンのようなテクニカル派のギタリストを目指しているなら、このギターは向いてないかも知れない。
レスポールのハイポジションは下記のエレアコと同じような押さえ方になっちゃうんだ。
「ギブソンのレスポールを持っている」はやっぱり羨ましい!
少し前にギブソン社は経営不振でメンフィス工場が売りに出されたり、昔に比べて質が落ちたとか、色々言われてはいるけど、やっぱり欲しくなっちゃうし、持ってる人を見ると「いいな」って思っちゃうんだよね。アナタも羨ましがられる人になって、ついでに王道も知っちゃおう!
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コメント
コメント一覧 (4件)
ギブソンはレスポールのウェイトリリーフ&チェンバード加工品を販売するのを2008年に正式発表しましたが、実はそれまで黙って加工してたのが誰かのレスポールのレントゲン写真によりバレて仕方なく2008年に正式発表したそうです。
ではギブソンレスポールのウェイトリリーフ&チェンバード加工はいつ頃から始まったのか?
専門家によるとそれらは1980年に入ってから穴あけがスタートされて、バレるまでずっと続けてたらしいです。
コメントありがとうございます。
情報提供ありがとうございます。
記事の改善・修正の参考にさせて頂こうと思います。
今後とも当ブログをよろしくお願い致します。
返信ありがとうございます。
要は1970年末あたりからギブソンは軽量で良質なマホガニーが入手できなくなってしまってたんですね。
こうなると高額なカスタムショップ製ヒスコレ1958や1959も、2008年製辺りまではウェイトリリーフ&チェンバード加工されてたのでは?と騒がれた時期もありました。(これは不明です)
書き忘れておりましたが2008年~はウェイトリリーフ、チェンバード、ノンウェイトリリーフ(殆どが4.5kg~5kg程の超重量級)の3バージョン出ています。
詳しく教えて頂いてありがとうございます。
カスタムショップ製のレスポールのボディに穴が空いてたかも知れなかったら、そりゃ騒ぎにもなりますよねぇ^^;
まあ、それでもやっぱりレスポール欲しいって思っちゃいますね^^