タブ譜とその上に書いてあるコードって、一体どんな関係があるのかな?
コード名は「Am」になってるけど、タブ譜では、パワーコードになってるな〜。それを弾けば確かに曲通りになるよ。でも、何で「Am」なのさ? 調べても良く分からないし、モヤモヤと気になって、練習に身が入らなくなっちゃうよ。
リュウも初心者の頃はそうやって悩んだんだ。だから、しっかり音楽理論を勉強したよ。そしたらそれで迷う事がなくなったし、タブ譜(バンドスコア)から色んな事が分かるようになったんだよね。
今回は、タブ譜とコード名の関係を紹介していくよ^^
タブ譜とコードの関係をちゃんと覚えよう
最初はこの関係が分からなくても、タブ譜を弾けば曲通りの音が出て楽しいよね。でも、上達するにつれて、いつかは放置してたものが壁となる時が必ず来るんだ。
実は、この関係をちゃんと理解してからタブ譜(バンドスコア)を練習することで上達が早くなるよ!
各パート全体でそのコード名になっている
タブ譜の上のコード名はギターだけじゃなくて、他のパート(ベース、キーボード、ボーカルなど)全体でそのコードの音になっているんだ。まず下の音源を聴いてみてね。
一番わかりやすいのが、1小節目のCコードと3小節目のAm7コードなんだけど、ギターのフレーズは同じなのに、ベースの音が変わることで、コード名も変わっているのが分かるかな? 全体の響きも全然違って来るよ。
Cコードはド、ミ、ソの3つの音を同時に弾く事でCコードになるんだ。このコードに必要な音を「構成音」と言うんだ。譜面で確認してみると、ギターはソ、ド、ミを弾いていて、ベースはドを弾いている。ソドミ+ド=ドミソの構成音になっているよね。
Am7コードの構成音は、ラ、ド、ミ、ソで出来ていて、ギターがCコードの時と同じでソドミ、ベースはラを弾いている。ソドミ+ラ=ラドミソになってるね。
「タブ譜のコード名が全体の音を表している」の意味が分かったんじゃないかな^^
基本的にはタブ譜を使って弾けば良い
バンド形態で練習するなら、タブ譜を使っておけば良いよ。上に書いてあるコードは、初心者のうちは気にしなくても大丈夫って事だね。少しずつ勉強していこう^^
タブ譜の上に書いてあるコードは弾き語りやコード練習に使おう!
色んなコードが出て来るから、タブ譜を弾くより難しいかも知れないよ。弾き語りでやってみるとまた違った雰囲気で楽しめるだろうし、コードチェンジの練習にもなるから、ぜひチャレンジしてみよう。
今回の譜例を弾き語りバージョンは、こうだよ^^
音楽理論を勉強するともっと活用できる
例えば、好きな曲のコード進行を分析できたり、メロディーを見て組み立て方を覚えたりとか、色んな事が分かるようになるよ。
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