- HX Stompってどんなもの?
- 「HX Stomp」と「HX Stomp XL」の違いは?
- 機能や特徴は?
- 欠点は?
この記事では、上記の悩みや疑問を解決する内容になっています。
なぜなら、「LINE6 hx stomp」の特徴や機能、フットスイッチが8個に増えた「hx stomp XL」との違いについてまとめたものを。ギター歴24年ブロガーの筆者・リュウが出来るだけ分かりやすく紹介しているからです。
記事の前半で、「HX Stomp XL」との違いについて紹介し、後半でHX Stompシリーズの特徴や機能を紹介しています。
この記事を読み終えると、LINE6の「hx stompシリーズ」が最高の音質が卓上でもライブでも手に入り、活動の幅もかなり拡がる「買いのギター・プロセッサー」だと分かります。
「HX Stomp」シリーズは最高音質のマルチツール!
「LINE6 HX Stomp」は、上位モデル「Helix」の音質・エフェクトをまるごとコンパクトサイズに収めたギター・プロセッサーです。
「Helixを導入したいけど大きすぎる」という問題に応えていて、かなりコンパクトになっていてエフェクトボードに組み込みやすくなっています。
エフェクトの音質も実機と変わらないので用意するエフェクターの数が減ってシステム構築がかなりラクになりますし、何台も集める必要がなくなってコスパも良いことになります。
操作性についてはHelixを受け継いでおりフットスイッチが減っている分の制限はありますが、一度覚えればスイスイ扱うことができます。
HX Stompのエフェクト最大同時使用数はアップデートにより6個から最大8個になりましたが、Helix Floor/LTは32個という違いがあります。32個から8個に減ったと聞くと少なく感じますが、普段使いには十分と言えます。
拡張性も十分で様々な端子が用意されています。外部フットスイッチ/ペダル、midi、お気に入りのコンパクトエフェクターが使えるsend/return端子など、必要に応じて使い分けが出来るのも魅力ですね。
オーディオインターフェイスとしても使えるので、DTMにおいても活躍してくれます。
値段は少し高めですが、最高の音質と高機能で一台あればいろんな場面で活躍してくれる、しかもコンパクトで扱いやすい超便利な「HX Stomp」は発売されてから大ヒットし、人気が高いです。
Hx Stomp XLの変更点
主な変更点はフットスイッチが3個から8個に増えたことです。
これにより操作性が格段に向上しているのが最大の特徴になっています。Helixシリーズでおなじみのパッチ内のエフェクトのon/off、パラメータ設定を音切れなしにフットスイッチ一つで変更できるスナップショットモードもさらに使いやすくなっています。
他には端子類が全て背面に移動していることもありますが、基本的な機能や性能はHX Stompと同じです。
フットスイッチが少ないという不満点を解決したのが「HX Stomp XL」です。
フットスイッチの増設は基本的に必要なくなります。最初からこれが出ていれば良かったと思ってしまいますね。
特徴
ここからは「HX Stomp」シリーズの特徴を詳しく紹介していきます。
Helixと同じ音質
HX Stompのサウンドは、上位機種の「Helix」と同じです。
YAMAHAの公式HPでもはっきりと明記されています。
よくあるお問い合わせ(Q&A)【HX Stomp】Helixと比べてサウンドは違いますか?
このコンパクトサイズで上位機種と同品質のサウンドが得られるのはスゴイことです。
300種類以上の豊富なエフェクト
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上記のような歪み系や空間系エフェクトのヴィンテージから定番モデル、マーシャルやフェンダーアンプのモデリングがオリジナルも含め300種類以上も収録されています。
しかも、アップデートによりさらに追加されていきます。
これ一台で実機と変わらない音質の、ほぼ全てのエフェクトが手に入ると考えると恐ろしい技術ですね。
4つの演奏画面
操作性も一度覚えれば使いこなせるようシンプルな設計になっていて、上位機種の「Helix」シリーズの操作性を受け継いでいます。
画面表示は「Helix LT」が基本になっているようで、フットスイッチの数が違う「HX Stomp」と「HX Stomp XL」とでモードに違いがあります。
HX Stomp | HX Stomp XL |
Stompモード | Stompフットスイッチ・モード |
Presetモード | Presetフットスイッチ・モード |
Snapshotモード | Snapshotフットスイッチ・モード |
Scrollモード | ペダルエディット・モード |
・Stompモード/Stompフットスイッチ・モード
コンパクトエフェクターを実際に並べて使う感覚のモードです。
・Presetモード/Presetフットスイッチ・モード
バンク内のプリセットを選択して演奏するモード。
・Snapshotモード/Snapshotフットスイッチ・モード
複数のエフェクトon/off、パラメータ設定を音切れなしにフットスイッチ一つで変更できるモード
・Scroll モード(HX Stomp)
プリセットを順番に使うモード。
・ペダルエディットモード(HX Stomp XL)
エフェクトのパラメータ変更などを、フットペダルを使って行うモード。演奏しながら調整できるってことですね。
専用アプリ「HX Edit」
「HX Edit」は、HX Stompのプリセット編集やバックアップ・データの制作、IRの追加などがPC上で出来るようになります。
とても使いやすいと評判でダウンロード推奨です。
機能や拡張性
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基本的な機能や拡張性は上記の通りです。
カラーディスプレイは視認性が良く、内蔵チューナーも使いやすいのでペダルを減らすのに一役買ってくれます。
オーディオインターフェイスとしても使えるのでドライバをダウンロードしてPC繋げば、すぐに音が出せます。ヘッドフォン端子もあるので夜間の練習もOKです。
鮮度リターン端子を使えば、お気に入りのコンパクトエフェクターをHX Stompでon/off管理できます。外部エクスプレッションペダルを使えば、フットボリュームやワウペダルの操作もできます。
サードパーティ製のIRに対応しています。MIDI端子もあるので、midiフットコントローラーを使ってHX Stompを操作できます。
欠点(不満点・注意点)
ここでは、実際に使用した際の不満点や注意点として多いものを紹介していきます。
- 値段が高め
- フットスイッチを踏み間違える
- アダプタは基本専用のみ
上記の3つが不満点としてよく上がっていて、「値段が高め」は性能を考えると仕方ないところですが、「HX Stomp」で¥80,000前後、「HX Stomp XL」だと約10万円ともう少し出せば「Helix LT」が買える値段なので、自分の用途を考えて買う必要があります。
「フットスイッチを踏み間違える」は、コンパクトサイズゆえにフットスイッチの間隔の狭さから起こるミス操作で、ライブ時などに興奮して踏み間違えてしまい、全然違う音色が出てしまったら大変ですから、操作には気を使う必要がありそうです。
「アダプタは基本専用のみ」は、特定のパワーサプライなら使用出来るとの情報もありますが、基本的には専用アダプターでの電力供給が基本となります。
まとめ
この記事をまとめると、
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色々と紹介しましたが、これ一台あれば最高の音質が手に入って、エフェクトボードの節約にも一役買ってくれますし、活動の幅もかなり拡がることは間違いないですね。
「HX Stomp XL」については、値段的にもう少し出せば「Helix LT」に手が届くので、自分の用途に合ったものを選ぶようにしよう!
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