BOSS GT-1000 core製品レビュー!hx stompとの違いは?


初心者2

  • 「BOSS GT1000 core」ってどんなことができるの?
  • 特徴や機能は?
  • HX Stompとの違いは?
  • 初心者にも分かりやすく教えて欲しいです。


この記事では上記の悩みや疑問が解決できる内容になっています。

なぜなら、「BOSS GT1000 core」がどんなものなのか、使うと何ができるのかを分かりやすい表現でまとめたものを、ギター歴23年の当ブログ管理人リュウが紹介しているからです。

記事の前半で、「BOSS GT1000 core」の特徴や機能を紹介し、後半では「Line 6 hx stomp」との違いについて紹介していきます。

この記事を読み終えると、「BOSS GT1000 core」がアナタの音楽環境を底上げしてくれる超便利ツールだと言うことが理解できるようになりますよ。

目次

「GT-1000 core」は、いつ・どこで・何をする時でも役立つ万能ツール!

 

「BOSS GT-1000 core」は「BOSS GT-1000」をコンパクトサイズに収め、高品質なサウンドや機能はそのままに、代わりに柔軟な拡張性を持たせたギター/ベース・エフェクト・プロセッサーです。

普段の練習・DTM・動画配信・ライブなど、これ一台あれば活動の幅が拡がり1ランク上の音楽環境をお手軽に手に入れることが出来るんです。

サイズもGT-1000の1/4強くらいなので、アナタのエフェクトボードに組み込みやすく、お家使いでも扱いやすいんですね。

マルチエフェクターとして、DTMをする時の高品質サウンド付きオーディオインターフェースとして、チューナーとして、アイデアのメモ録音用として、音作りの研究など「BOSS GT-1000 core」は、色んなシーンで使える最強の万能ツールということです。

機能・特徴

では、機能や特徴について出来るだけ分かりやすく紹介していきますね。

使うアンプや機材に合わせた出力設定を選べる

エレキギターに使うギターアンプにはJC-120やマーシャル、フェンダー、VOXなど色んな種類があります。他にもヘッドフォンやPCに繋いでモニタースピーカーから音を出すことも多いですよね。

同じ設定でもギターアンプから音を出す時と、ヘッドフォンから音を聞く場合だと全く違った音になっちゃうんですよ。それはギターアンプの種類が変わったときも同じで、苦労して作った音が変わったらショックですし、だからといって自分のアンプを持ち込むというのも難しいことが多いですよね。

「BOSS GT-1000 core」は、どのOutput先からでも違和感なく、いつもの音が出せるようにヘッドフォン用、各ギターアンプメーカーの種類毎にプリセットが用意されています。もちろんベース用もありますよ。

リアルな真空管アンプの鳴り「AIRD」

 

「BOSS GT-1000 core」は「BOSS GT-1000」と同様「AIRD」テクノロジーにより、どんな状況でも本格的な真空管アンプ・サウンドを実現しています。

初心者2

てか「AIRD」ってなに?

これにお答えしますと、「AIRD/IR」とは、「いつでもどこでも超リアルなギターアンプ・サウンドが楽に得られるシステム」のことです。

エレキギターというのはギターアンプを使うからこそ、エレキギターらしい音が出せます。

ギターアンプは、大まかにプリアンプ、パワーアンプ、スピーカーの3つの構造から成っていて、プリアンプ部でエレキギターらしい音を作り、パワーアンプ部で音量を増幅し、スピーカーから音を出します。

このプリアンプを通さずにエレキギターの音を出すと、全然カッコよくない変な音しか出せないんですよ。でも、DAWソフトの普及やギターアンプを持ち込めない環境が多くなるにつれて、ギターアンプなしでも良い音を得たいと言うニーズが出てきますね。

そこで開発されたのがデジタル処理でギターアンプらしい音が出せる「アンプ・シミュレーター」です。技術の進歩によりだんだん音質向上しましたが、やっぱり本物とは別物のデジタル音源だなという感じでした。

そこで、アンプシミュレーターのさらに上をいく「IR(Impulse Response)」というのが開発されました。これと同様の技術でBOSSが開発したものが「AIRD(Augmented Impulse Response Dynamics)テクノロジー」と言うものなんです。

ペダルやフットスイッチの増減が自由自在

「BOSS GT-1000 core」は、コンパクト化するためにフットスイッチの数は3つなりペダルも失くなっています。

じゃあ、本体内蔵エフェクターのワウペダルを使いたい時はどうすればいいのか? という話しになりますが、それは下記の様な外付けペダルを繋げばOKです。

 

フットスイッチ3つだけじゃ足りないと感じることも多いと思います。もっと増やしたいときにはどうすれば良いのか? というと、これも外付けのフットスイッチを繋げばOKです。

 

そして「BOSS GT-1000 core」には、midi端子もあるのでmidiコントローラーでの操作も出来ます。本機にはTRS端子というミニプラグ型のmidi端子が採用されているので専用のものを使いましょう。

 

TRS/midiケーブル

 

外部エフェクターと合わせて使える!

「BOSS GT-1000 core」は、お気に入りのコンパクトエフェクターと一緒に使えます。

しかも、GT-1000 core本体内で好きな位置に設定できるんです。例えばワウペダルの前に置くのか後ろにするのかなど、超便利ですよね!

パッチ切り替えが超高速!

マルチエフェクターというのは豊富なエフェクトを使って色んなサウンドが出せるものですが、パッチ変更のときに、「今、パッチ切り替えしました」的な感じがすごく気になるものなんですね。

「BOSS GT-1000 core」は、高性能DSPにより切り替えたことが殆ど分からないくらいに超高速でパッチ変更ができます。

初心者2

だから、DSPってなんなの?

DSPとは「Digital Signal Processor」の略で、「エフェクト処理専用のCPU」と言ったら分かりやすいでしょうか。これの超高性能なやつを使ってるので、フットスイッチを踏んだ瞬間にパッと切り替わってくれる訳なんですよ。

DSPっていうのは、大体こんな感じのものだと思って大丈夫です。

6弦同時チューニング可能

「BOSS GT-1000 core」には6弦を同時にチューニングできる「ポリフォニック・チューナー 」が搭載されています。

普通は弦を1本ずつチューニングしますよね。このタイプのチューナー を「モノフォニック・チューナー 」と言い、こちらも出来ますよ。

これまでは、6弦同時にチューニングできるチューナー といえば、TC ELECTRONICの「Polytune」だけでしたが本機でもこれが出来ちゃいます。

PCに繋いで直ぐに音が出せる

PCでエレキギターやマイクの音を出したいならオーディオ・インター・フェースというものが必須アイテムですよね。

本機はオーディオ・インター・フェースとしても使用できるので、USBでPCと繋いでドライバーをダウンロードすれば、直ぐにホームスタジオが完成しちゃいます。PCから本機の設定が自由に行える「BOSS TONE STUDIO」もあるよ。コスパ良し!

「BOSS GT-1000 core」アップデーター&ドライバーのダウンロードはこちら

メモ録音やパフォーマンスに最適「ルーパー機能」

普段の練習の中で閃いたフレーズの録音や、自分で弾いたコード進行を繰り返してくれるルーパー機能も「BOSS GT-1000」と同様に備えています。

ブラッシング音などの打音とコード進行などを組み合わせて、一人セッション的なことも出来ますよ。動画でやってる人見掛けますよね。

ベースにも使える

「BOSS GT-1000 core」って実はギター専用じゃないんです。「BOSS GT-1000」と同様にベースにも使えちゃえます。

ベース専用に用意された3つのアンプ・タイプ(AIRD)とベース用オーバードライブやワウエフェクトがなどがあります。

ベース用にマルチエフェクターをもう1台用意する必要がないっていうのは、財布にやさしくて、とても良いことですね。

「Line 6 hx stomp」との違い

ここでは、よく取り沙汰されている「LIne 6 hx stomp」との違いについてまとめていきます。

[keni-linkcard url=”https://rhrichie.click/line6-hx-stomp-review-xl-tigai”]
BOSS GT-1000 core Line 6 hx stomp
エフェクトの種類 140種類以上 300種類以上
エフェクト同時使用数 最大24種類同時使用 最大8種類同時使用
IR
外部エフェクターとの組み合わせ 2つまで使える 1つまで
MIDI TRS 5 pin
オーディオインターフェース
チューナー モノフォニック/ポリフォニック モノフォニック
ルーパー機能
高性能DSP
ベース使用
ペダル増設数 2つ 1つ
価格(R02/11月現在) ¥77,000(税込み) ¥70,895(税込み)
イメージ GT-1000をまんま小型化 上位モデルの縮小版

違いについてはザッと上記のような感じで、どちらも音質の良さは言うまでもないですね。

エフェクト数の多さではhx stompの方が上ですね。同時使用の限度についてはGT-1000 coreの方が24種類までとなっていますが、24種類も同時にエフェクターを使う事ってあまり無いと思うので、そんなに必要なのかな? とちょっと思います。

外部エフェクターの使用数やペダル増設数などの拡張性ではGT-1000 COREの方が良いですね。しかしhx stompでは元々の3つあるフットスイッチの機能が柔軟らしく、MIDIフットスイッチが無くても良い程とのことで、どちらの方が良いとはなかなか言い切れないですね。

どちらの方がオススメかと言うなら、

  • BOSSエフェクターが好き、エフェクターを同時にたくさん使いたいなら「GT-1000 core」
  • HelixのようなLine 6の方が好き、豊富なエフェクトを使いたいなら「hx stomp」

「BOSS GT-1000 core」でギターがもっと楽しくなる!

「BOSS GT-1000 core」を使えば、普段の練習の幅が拡がりホームスタジオでさえ簡単に作れますし、高品質なサウンドがこれ1台で手に入るのでライブでも動画配信でも活躍してくれるでしょう。

エレキギターを弾くのがもっと楽しくなる「BOSS GT-1000 core」超オススメです!

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