アイバニーズのギター、特徴やおすすめモデルを目的別に紹介


初心者2

  • アイバニーズってどんなブランド?
  • アイバニーズのギターの特徴は?
  • 目的に合ったオススメモデルが知りたい。


この記事では上記の悩みや疑問を解決する内容になっています。

なぜなら、ギター歴23年で当ブログ管理人のリュウも使っているアイバニーズのギターを、アナタの目的に合うように分かりやすくまとめて紹介しているからです。

記事の前半で、アイバニーズの歴史や特徴を紹介し、後半ではアナタの目的に合うようなモデルを紹介しています。

この記事を読み終えると、アイバニーズがどんなブランドなのか知ることが出来て、アナタに合ったオススメのモデルも分かるようになって一石二鳥です。

目次

世界的に有名な日本のギターブランド

アイバニーズ(IBANEZ)は、愛知県に本社を構える星野楽器株式会社が保有するギター/ベースブランドです。

アイバニーズは海外のテクニカル系ギタリスト「スティーヴ・ヴァイ」や「ポール・ギルバート」のような有名ギタリストとのエンドース契約(公の場で演奏する場合、提供したギターを必ず使ってもらう)を結んだことで人気に火が付いたブランドなんです。

その人気は日本国内でも徐々に浸透していき、ロック系ミュージシャンを中心に世界レベルの人気・品質を誇っているんですね。

あまりイメージが無いかも知れませんが、実はジャズやフュージョン系ギタリストからの人気も高いんです。パット・メセニーやジョージ・ベンソン、ジョン・スコフィールドといった有名ギタリストにもギターを提供して使ってもらうことで支持を集めています。

アイバニーズは7弦ギターをどこのメーカーよりも先に開発・販売をした先駆者でもあります。さらには歪みエフェクターの名機「チューブスクリーマー」やドラムで有名なブランド「TAMA」なども取り扱っています。

あとは、アイバニーズは昔「イバニーズ」と呼ばれていたことも有名です。

海外の有名ギタリストのシグネイチャーモデルをたくさん作っていることもあって、アイバニーズはフェンダーやギブソンの次に有名で世界的に愛用者が多い日本のギターブランドだという事です。

アイバニーズのエレキギターの特徴

アイバニーズのギターにはたくさんのオリジナルモデルが用意されていて、オールマイティーなモデルから伝統的な作りを意識したもの、メタル専用のものやジャズに使うようなセミアコ/フルアコタイプのものまであります。

その中でもロックに特化した代表モデル「RGシリーズ」がやっぱり有名です。

「RGモデル」は、テクニカル/ヘヴィ系ギタリストに嬉しい構造になっていて「ウィザードネック」という極薄仕様のネック、独自開発のフロイドローズ・ユニットは弦が切れてもチューニングが狂わない、オクターブ・チューニングがしやすいという高性能なものとなってるんです。

コイルタップというハムバッカーからシングコイルサウンドが得られる配線が施されていたり、フロントとリヤピックアップのコイルタップ同士での出音など、何があっても困ることないって気になるくらいにサウンドバリエーションが豊富なのも特徴です。

もちろんハイポジションも弾きやすくなっていますよ。

RGシリーズ以外にもネックに厚みのあるモデルもあって、弾きやすさだったり扱いやすさ、軽さなどプレイアビリティーの高い構造に特徴があります。

アイバニーズのギターを使用しているギタリスト

アイバニーズのエレキギターを愛用しているギタリストを何人か紹介しておきます。基本的にハイテク系のギタリストが中心ですね。

  • スティーヴ・ヴァイ
  • ポール・ギルバート
  • ジョー・サトリアーニ
  • アンディ・ティモンズ
  • パット・メセニー
  • ジョージ・ベンソン
  • ティモシー・ヘンソン
  • スコット・ルベイジ
  • イヴェット・ヤング
  • 佐々木秀尚(有形ランペイジ、TRIX)

…他多数

クラス別で選ぶアイバニーズ・ギター

ここでは入門用、初心者・中級以上・上級者別にオススメのモデルを紹介していきます。

入門用におすすめのモデル

  • エレキギターを始めたい
  • ロックやメタルが好き
  • アイバニーズのギターが欲しい
  • 入門用でもちゃんとしたものを探している

と思っているアナタにオススメなのが、【GIOシリーズ】です。

ルックスが良くチューニングもちゃんと出来てハイポジションも弾きやすい、楽器として十分なクオリティを達成していて、低価格でコスパに優れたアイバニーズのエントリーモデルです。

 

初心者におすすめのモデル

  • 入門用からグレードアップしたい
  • 今までと違うタイプのギターを弾いてみたい
  • テクニカル/ヘヴィ志向の低価格なギターが欲しい
  • オールマイティーでコスパの良いものを探している
  • 初めての1本でもワンランク上のものが良い

上記のような感じのアナタや、少しギターに慣れてきたアナタにオススメなのが、

【RG Standard】【SA Standard】モデルです。

「RG Standard」はネックが薄く速弾きがしやすい、フロイドローズ・ユニット装備で激しいアーミングにも対応できるロックやメタル向けの廉価モデルです。

 

「SA Standard」は軽量で扱いやすくRGシリーズとは違い、より幅広いジャンルに対応できる様に設計された廉価モデルです。ルックスも◎!

 

中級者以上におすすめのモデル

  • 廉価版じゃ物足りない
  • ステージ映えにも気を使いたい
  • そろそろワンランク上のギターが欲しい
  • 拘りを見せていきたい

こんな感じのアナタにオススメしたいのが、

各モデルの【Premiumシリーズ】です。

「Premiumシリーズ」は、ハイスペックながら海外生産することで価格を抑えたシリーズです。摩耗しにくいステンレス・フレットやセイモア・ダンカンピックアップ搭載、サウンドバリエーションを拡げる特殊配線、サウンドはもちろん使われる木材や仕上げの良さなど廉価版のものとは一味違います。

 

上級者におすすめのハイエンドモデル

  • 上位クラスじゃないとやっぱダメだな
  • 安物だとすぐ飽きちゃう
  • 使う道具にはお金を掛けるべき!
  • 安心の国産が一番!

上記のような演奏技術があって知識も豊富、ギター歴も長そうなアナタにオススメなのは、

【Prestige】【 j.custom】の名が付く上位・最高級クラスが似合います。

「Prestige」は国内生産で丁寧な仕上げ、木材やハードウェアも一級品が使われています。RGには極薄ネックの最高峰「スーパー・ウィザードネック」採用でテクニカルプレイがやり放題です。他のモデルに関してもサウンド・演奏性・ルックスは一級品です。

 

「j.custom」になるとさらに美しい装飾が施され、ルックス・サウンド・演奏性が最高レベルに達しています。

 

アイバニーズのアーティスト・モデル

「憧れのギタリストのシグネチャー・モデルが欲しい」

ここでは、有名ギタリストが使う特別仕様のモデルな中で人気のあるものを紹介します。

  • PIA3761
  • PGMシリーズ
  • ATシリーズ

上記の3つが特に人気があります。

「PIA3761」はアイバニーズのシグネチャー・モデルの代表「JEM」使用で有名なスティーブ・ヴァイの新モデルです。アートのようなインレイと印象的なグリップが目を惹きますね。

「PGMシリーズ」は、ソロやMR.BIGの活動で有名なポール・ギルバートのシグネチャー・モデルです。ボディに描かれた「fホール」を見れば彼のモデルだとすぐに分かるのが特徴ですね。

基本的にブリッジが固定されている仕様になっていて、最近のものだとミニハムバッカータイプのピックアップが搭載されたものがありますよ。

「ATシリーズ」は、元デンジャー・デンジャーのギタリスト、現在はソロで活躍しているアンディ・ティモンズのシグネチャーモデルです。

ストラトキャスターをベースに自分仕様にカスタマイズしたようなトラディショナルま雰囲気のモデルです。AT100とATZ100という2つのタイプがあります。

「AT100」はディマジオピックアップの「The Cruiser」がフロントとセンターに、リアには「AT-1」というシグネイチャー・ピックアップが装着されています。ブリッジにGotoh VSVG tremolo bridgeが装着され、本来6点留めなのを4点で留めているのも特徴的です。

「ATZ100」は、ピックアップが全て「The Cruiser」になっていて、ローステッドメイプルネックに使用変更されているのが特徴です。

 

目的別で選ぶアイバニーズ・ギター

ここからはアナタの目的に合いそうなモデルを紹介していきます。

幅広いジャンルに対応できるモデル

現在のギター作りは「幅広いジャンルで使えること」というのがとても大事な要素になっているな〜と感じていて、それをしっかり押さえたものが、

【AZシリーズ】【SAシリーズ】になります。

「AZシリーズ」は、アイバニーズの新ラインナップでトラディショナルな雰囲気と現代のモダンさを合わせ持ったモデルです。ネックはある程度の厚みを持たせてあって、音の太さが増しています。ピックアップの出力は少し押さえ気味のものが採用されていて、より繊細な表現が可能になってます。

サウンドバリエーションも「アルタースイッチ」のお陰で9~10種類の中から選べるようになっています。ブリッジはGOTOHと共同開発したものが採用されていて、アームアップ/ダウンのレンジが広く取れるようになっていて、チューニングも狂いにくいという高性能なものになってます。

SAシリーズについては上記で紹介した通り廉価版モデルなので、予算に合わせて選ぶと良いですよ。

 

最狂にメタルなモデル

アイバニーズでロックな、テクニカル志向のモデルといえば「RGシリーズ」ですが、さらに激しさと低音を求めるアナタにオススメなのは、

【Axion Label】です。

ルックスはもちろん、「ナイトロ・ウィザードネック」という薄くてプレイアビリティが高く、硬質で丈夫なネック構造と、音の立ち上がりが良いエボニーが指板材に採用されています。ボディに固定されたブリッジは安定感があってサステインもしっかりと得られます。

こいつを使って暴虐の重低音サウンドを轟かせてくださいね。

 

軽くて扱いやすいモデル

重いギターは疲れる、軽くて音もしっかりしたギターを探しているアナタにオススメなのは、

【Sシリーズ】です。

「Sシリーズ」は極薄のボディが何と言っても特徴的ですごい軽いんですよ。ネックも極薄の「スーパー・ウィザードネック」が採用されているので、今使ってるギターのネックが太くて弾きにくいと悩んでいるアナタや女子にもオススメできるモデルです。

 

レトロ感のあるトラディショナルなモデル

ストラトキャスターやテレキャスターが好きで、その両方とも違うオリジナリティーのあるギターを探しているアナタにオススメなのが、

【Talmanシリーズ】です。

一時期は衰退していましたが、「イヴェット・ヤング」という女性ギタリストの使用から最注目されているモデルです。

ストラトとテレキャスが合体したような感じで独特な雰囲気がありますね。イヴェットのキャラもあってか可愛らしいイメージを抱きます。女子からの支持が集まりそうですね。

 

アイバニーズは1本は必ず持っておくべき!

日本の国産メーカーの中でも世界的に知名度の高いブランドなので安心感や質の高さは確かです。フェンダーやギブソン、PRSと同じように一つの定番エレキギターとして、絶対に一度は手にとっておきましょう!



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