- BOSS GX-100ってどんなもの?特徴や機能について知りたい。
- 評価や選び方についても知りたいです。
この記事では、上記の悩みや疑問を解決する内容になっています。
なぜなら、BOSS GX-100について調べて分かったことを情報整理し分かり易くまとめているからです。
この記事を書いているのはギター大好きな当ブログ管理人リュウです。他のサイトで調べる手間を省けるよう心掛けて書きました!
記事の前半で、BOSS GX-100の概要を紹介し、続いて特徴・機能について解説しています。後半では、ギタリスト:AssHによる評価、そして上位機種を含めた選び方を紹介し、最後にまとめです。
この記事を読み終えると、BOSS GX-100の特徴や機能について理解できます。そして、他のサイトで調べる手間を大幅に省けるので、時間の有効活用にも役立ちます。
BOSS GX-100とは
「BOSS GX-100」は、タッチパネル仕様のカラーディスプレイが搭載されていて、上位機種のBOSS GT-1000から受け継いだ23種類のAIRDプリアンプと150種類以上のBOSSエフェクトが搭載されている、2022年3月26日に発売されたギター/ベース用マルチ・エフェクト・プロセッサーです。
これまでのBOSS製品には無かった「タッチパネル式カラーディスプレイ」が採用されたということで、直感的に操作できる! 使いやすい! 分かりやすい! もちろん音も良い!
タッチパネルの操作感はスマホとまではいかずともストレスは無く、ノブと合わせて使う事でさらに使いやすくなります。フットペダル8個とエクスプレッションペダルも搭載されているので困ることは無さそうです。
サウンドクオリティについても上位機種のGT-1000と比べて、音質の違いが感じられない程の高品質なものとなっており、GT-1000にも搭載されている23種のAIRDプリアンプや定番の歪み系やMOD系のBOSSエフェクトが150種類以上搭載されています。
エフェクトブロックの最大数は15ブロックとなっていて、エフェクトの許容量についてもメモリを多く使用するディレイエフェクトが12ブロック配置できるほど十分なメモリーが確保されているので、多彩な音作りが可能です。
チューナーもとても良く、6弦同時チューニングが可能なポリフォニック・チューナーが搭載されていて、便利でカラー画面だからですごく見やすくなっています。しかもダウンチューニングや多弦ギター/ベース用のチューニングにも対応しています。
外部エフェクターの制御や4ケーブル・メソッド接続に対応したSEND/RETURN端子、PCから音作りが可能になるBOSSお馴染みの専用アプリ「BOSS TONE STUDIO」や別売りのBluetoothアダプターを装着することでスマホからの操作やオーディオ再生も可能と拡張性も申し分ありません。
グレードとしてはミドルクラスになり価格は¥69,850(税込み)、この価格帯のマルチエフェクターとしては性能・音質共に最高峰のものと言って良いでしょう。
特徴、機能
特徴や機能について詳しく解説していきます。
基本スペック(GT-1000,GT-1000 CORE比較)
GX-100 | GT-1000 | GT-1000CORE | |
サンプリング周波数 | 48kHz | 96kHz | 96kHz |
AD/DA変換 | 24bit | 32bit | 32bit |
ディスプレイ | タッチパネル、カラー液晶 | モノクロ液晶 | モノクロ液晶 |
エフェクト・タイプ | 154種類 | 145種類 | 140種類以上 |
最大エフェクト同時使用数 | 15+3 ( DIVIDER/MIXER、SEND/RETURN、PHRASE LOOP) ※使用状況により異なる |
24(プリアンプ2つを含む) | 24(プリアンプ2つを含む) |
フットスイッチ数 | 8 | 10 | 3 |
エクスプレッションペダル | ○ | × | ○ |
SEND/RETURN端子 | 1系統 | 2系統 | 2系統 |
ヘッドフォン出力端子 | ○ | ○ | ○ |
Bluetooth | 別売りのBluetoothアダプターを装着することで対応可能。 | 内蔵 | 非対応 |
外部IR | ○ | ○ | ○ |
サイズ | 460(幅)×193(奥行)×73(高さ)mm | 462(幅)×248(奥行)×70(高さ)mm | 173(幅)×135(奥行)×65(高さ)mm |
重量 | 3.5kg | 3.6kg | 920g |
価格 | ¥69,850(税込) | ¥110,000(税込) | ¥72,280(税込) |
タッチパネル+4つのノブで快適操作
※タッチパネル操作の紹介から再生されます。
BOSS GX-100の特筆ポイントでもあるタッチパネル式カラーディスプレイが搭載されたことで、スマホのようにフリックやドラッグを使って簡単に操作できるようになっています。
エフェクトのパラメーターは4つの物理ノブを使ってコンパクトエフェクターのように変更できるようになっています(タッチパネルでも変更可)。ノブを普通に回せば1単位で変更されますが、押し込んだ状態で回すことで10単位でパラメーター変更が出来るようになっています。
GT-1000と大差ない高品位なサウンド
ミドルクラスとは言え、比べなければ分からない程の高品質なサウンドを実現しています。
BOSS GX-100にはフラッグシップモデルのGT-1000のサウンド・エンジンより継承されたBOSSエフェクト150種類以上とAIRDプリアンプ23種類が搭載されています(ベース用含む)。
BOSSの定番の歪み系OD-1やBD-2、名機TS-808、ディレイやコーラス、フランジャーと言った様々なエフェクトやフェンダーやマーシャルアンプをリアルに再現したAIRDプリアンプが内蔵されているので、多彩な音作りはもちろんエフェクトやアンプの勉強にも役立ちますね。
音作りの幅が広く拡張性も高い
GX-100には、エフェクトの接続順などを自由に並べ替え出来る最大15個のエフェクト・ブロックが用意されていて、エフェクトの割り当てもドラッグ操作で簡単に行えます。
設定によってエフェクトブロックの最大数は変わりますが、メモリー使用量の高いディレイが12個同時に配置可能という十分なメモリーが確保されています。
プリアンプもパラレル接続によって2つ同時に使用できて、ミキサーを使ってバランス調整が出来るなど、BOSSのマルチエフェクターらしい緻密で自由なサウンドメイクが可能になっています。作り込んだセッティングは200個まで保存できます。
拡張性についてもお気に入りのコンパクトエフェクターをGX-100のルーティングに組み込むことが出来るSEND/RETURN端子が1系統用意され、マルチエフェクターのアンプシミュレーターの部分に本物のアンプを組み込める4ケーブルメソッドにも対応しています。
専用のIRローダーを使って、外部IRの取り込みも16種類保存可能となっています。
2つの演奏モード
GX-100に用意された演奏モードは、下記の2つとなっています。
メモリーモード | エフェクトの配置や設定があらかじめ決められたものを切り替えて使用する、所謂マルチエフェクターらしいモード |
マニュアルモード | コンパクトエフェクターを足元に並べて使用するような、各エフェクターのon/offを行いながら演奏できるモード |
便利な機能
BOSS GX-100には、ユーザーに嬉しい便利な機能が満載です。
キャリーオーバー機能 | パッチ切り替えを行ったときにリバーブやディレイの効果がブツ切りにならず、切り替え後も残る。 |
カレント・ナンバー機能 | 現在使用しているパッチのスイッチをもう一度押すことで、エフェクトのon/offやパラメーターの変更などが行える。 |
MIDIコントロール機能 | 外部エフェクターやアンプの操作をGX-100から行える。 |
BOSS TONE STUDIO | GX-100の音作りなどをPCから行うための専用エディター。 |
Bluetooth接続 | 別売のBluetoothアダプターを使ってスマホやタブレットとの連動が可能。スマホやタブレットから専用アプリから音作りが出来て、スマホ/タブレット内の音源再生も可能。 |
オーディオインターフェース機能 | PCにつないだ時にGX-100をオーディオインターフェースとして使用できる。 |
外部IRの取り込み | 専用のIRローダーを使っての取り込みが可能。 |
ヘッドホン端子 | 自宅練習の時などに活躍。 |
・Bluetooth接続するための別売アダプター「BT-DUAL」
評価について(ギタリスト:AssH)
BOSS GX-100について、ギタリストのAssHさんが動画内で使用された際の評価は良く、その中でいくつか抜粋して紹介します。
- 試奏した感想としてびっくりした。コンパクト慣れしているプレイヤーにとってマルチって良くも悪くも偏見があって、価格に見合わない実力・音にビックリしている。
- ボリューム、ピッキングニュアンスへの追従性がとても良い。ボリュームを下げた時にちゃんと使えるクリーンの落ち方をしてくれるのがとても驚いた。
- 巻き弦のニュアンスや高音弦のキンキンした感じをしっかり再現されていること、OD+FUZZでのハイゲイン時でもクリーンに戻ってくれる。
- Xシリーズのエフェクトはどれも音が良い。
- Volumeの追従性も抜群。JC-120でリアルなチューブアンプサウンドが得られる。
- ノイズの少なさに感動。
GX-100、GT-1000、GT-1000 CORE 選び方
・GX-100
ワンランク上のマルチが欲しい、操作が簡単で音も良いく1台完結出来る、BOSS 機能も充実したコスパの良いものが欲しい人におすすめ。
・GT-1000
最高峰のサウンド、複雑な音作りがしたい、1台完結したいアナタにおすすめ。
・GT-1000 CORE
BOSS GT-1000CORE マルチエフェクター/オーディオインターフェース[宅配便]
最高峰のサウンドをエフェクトボードに組み込みたい、省スペースしたいアナタにおすすめ。
まとめ
BOSS GX-100についてまとめます。
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我らがBOSSマルチ・エフェクターが、ついにカラー液晶になってタッチパネルが採用されたというだけでも欲しくなっちゃいます。GXシリーズの上位モデルなどにも期待が高まりますね。
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