生まれ変わった「New Yamaha Revstar」全くの別物です!


初心者2

  • 新型「Yamaha Revstar」について詳しく知りたい。
  • ラインナップについて知りたい。
  • 旧モデルとの違いは?


この記事では、上記の悩みや疑問を解決する内容になっています。

なぜなら、フルモデルチェンジされた「Yamaha Revstar」の特徴や機能について調べて分かったことを情報整理し、旧モデルとの違いについても比較して分かり易くこの記事にまとめたからです。

リュウ

この記事を書いているのは、ギター大好きな当ブログ管理人リュウです。ギター大好きです!

記事の前半で、新しくなった「Yamaha Revstar」の概要から始まり、そして特徴や機能について解説していきます。後半で旧モデルとの比較、ラインナップについて解説しています。

この記事を読んでもらう事で、このページで完結していることで余計なストレスを感じずに新型Revstarの特徴や機能について知ることが出来て、他のサイトで調べる手間も省けるというメリットがあります。

目次

生まれ変わった「Yamaha Revstar」

カフェレーサーの外観や質感をコンセプトに持つヤマハの「Revstar(レブスター)」が2016年の発表から6年ぶりにフルモデルチェンジされました。

旧モデルはこちら

新ラインナップとして下記3つのグレードが用意されています。

  • プロフェッショナルシリーズ(RSP)
  • スタンダードシリーズ(RSS)
  • エレメントシリーズ(RSE)

「New Revstar」は、カフェレーサーバイクのコンセプトはそのままにボディは独自設計のチェンバー構造になり、カーボンファイバー素材をボディ(RSPのみ)とネック(RSP・RSS)に仕込むことで余分な低域をカット、一音一音がクリアーに響く抜けの良いサウンドを実現しています。

ネックジョイントが旧モデルより1.5フレット深くなった事でサスティンが豊かになり、ハムバッカー2基搭載モデルならではの王道サウンドは網羅しつつもストラト的なハーフトーンが出力可能で、「フォーカススイッチ(RSP・RSSのみ)」はミッド・ブースターとして機能します。

独自設計のセットネックとボディへのコンター加工により高い演奏性を確保し、ステンレスフレット(RSP・RSSのみ)が採用され、ボディバランスも良くヘッド落ちしません。

さらに上位機種のRSPには、旧モデルにも採用されていたヤマハの特許技術「IRA」が施されているので、弾き込まれたヴィンテージギターの鳴りが新品の状態から手に入るというのも見逃せません。

P90タイプのピックアップを搭載したモデルやレフティーモデル(RSS・RSEのみ)も加わり、カラーバリエーションも豊富で3グレード、7モデル、23品番となっています。

リュウ

基本コンセプトは引き継いでいますが、旧モデルと比べると「全くの別物」と言っていい仕上がりとなっていますね。カラーリングも現在のトレンドに合っていて受け入れやすく、人気が出そうな気配を感じます!

 

特徴・機能について

新しくなったRevstarの特徴や機能について詳しく解説していきます。

基本仕様

基本仕様について確認していきましょう。

※表の「RSS20/20L」「RSE20/20L」の20Lはレフティーモデルを表していて仕様はオーソドックスモデルと共通になります。

※ナット材の「PPS」というのは、「ポリフェニレンサルファイド」というピックなどにも使われている樹脂素材の事です。

※「RSP20X」は、ゴールドのボディバインディングとレーシングストライプ、アルミ製のピックガードを搭載した、RSP20の特別仕様モデルです。

RSP20 RSP20X RSP02T RSS20/20L RSS02T RSE20/20L
ボディ メイプルTop /チェンバード2ピースマホガニーBack,カーボンファイバー メイプルTop /チェンバードマホガニーBack チェンバードマホガニー
フィニッシュ グロス(艶あり)
ネック材 3ピースマホガニー,カーボンファイバー 3ピースマホガニー
ネックフィニッシュ サテンポリウレタン
指板材 ローズウッド
指板R 12″R(約305R)
ネックスケール ミディアムスケール
ネックジョイント セットネック
ナット材 PPS「ポリフェニレンサルファイド」
ナット幅 約42mm
ピックアップ フロント:VH5n(ハムバッカー/アルニコV)

リア:VH5b(ハムバッカー/アルニコV)

フロント:VP5n(P90タイプ/アルニコV)

リア:VP5b(P90タイプ/アルニコV)

フロント:VH5n(ハムバッカー/アルニコV)

リア:VH5b(ハムバッカー/アルニコV)

フロント:VP5n(P90タイプ/アルニコV)

リア:VP5b(P90タイプ/アルニコV)

フロント:VH3n(ハムバッカー/アルニコV)

リア:VH3b(ハムバッカー/アルニコV)

コントロール マスターボリューム,マスタートーン(プッシュ-プル「フォーカススイッチ」)

5WAYセレクター

マスターボリューム,マスタートーン(プッシュ-プル「ドライスイッチ」)

3WAYセレクター

ブリッジ/テイルピース チューンOマチック/ストップテールピース チューンOマチック/レーシングテールピース チューンOマチック/ストップテールピース チューンOマチック/レーシングテールピース チューンOマチック/ストップテールピース
特別仕様 I.R.A.処理



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カーボンファイバー入りチェンバードボディ&ネック

今回の新型Revstarはボディに空洞を持たせたチェンバー構造となっていますが、「アコースティック・デザイン」というヤマハ独自の音響解析や3Dモデリングを活用して設計されています。

これによって軽量化を実現し、ギターの鳴りや響きをより優れたものへと昇華させる効果もあります。

空洞ボディと言ってもギブソンのES-335といったセミアコのような響きではなく、ウェイトリリーフ構造ボディのギブソン・レスポールに近く、メイプルTOP/マホガニーBackという材構成からもギブソン・レスポール寄りとなっています。

さらに上位機種のRSPのボディとネックにはカーボンファイバーが仕込まれており、1音1音クリアーに響き音抜けも良くなるという効果があります。(RSSはネックのみ)

リュウ

他では見られないカーボンファイバーが仕込まれたボディ&ネックということで、ここにYamahaの独自性を感じますし、「どんな音がするのかな?」という興味も惹かれますよね。

フォーカススイッチ&ハーフフェイズアウト

New RevstarのRSPとRSSには新機能としてミッドブースターの効果が得られる「フォーカススイッチ」が搭載されています。

クリーンサウンドで使用すると、丸みを帯びた音に変化しジャズなどに向いたサウンドになり、ドライブサウンドで使えば所謂ミッドブースターとして音を太くすることができます。

また「ハーフフェイズアウト」というフェンダー・ムスタングなどに搭載されている特殊なハーフ・トーンがセレクター切り替えのみで得られるというのもポイントの1つとなっています。

どういうものかというと、2つのピックアップで出力している場合に片方の音の波形を逆にすることで得られる特殊なサウンドの事です。普通のストラトのハーフトーンは正位相で波形の形は同じですが、片方の波形が逆パターンになるのが逆位相です。

リュウ

この2つの機能によって、かなり幅の広い音作りが出来そうですね。逆位相(フェイズアウト)について下記の動画で音の違いやメカニズムについて知ることができます。

ハムバッカー or P-90タイプ を用意

新ラインナップにはピックアップがハムバッカー搭載モデルとP90タイプ・シングルコイル搭載モデルが用意されています。

ハムバッカーならではのパワフルなサウンド、P90タイプの独特なサウンドを好みに合わせて選ぶことが出来ます。それによってパーツにも違いがありますね。

豊富なカラーバリエーション

旧モデルでは地味な印象でカラーバリエーションも少なかったですが、新ラインナップでは人気が出そうなキレイなカラーが全11種類も揃っていて好印象です。グレードによってカラーリングに違いがあり、モデル名の末尾にある英文字がカラーの種類を表しています。

  • ブラック:BL
  • ネオンイエロー:NYW
  • スイフトブルー:SWB
  • レッドカッパー:RCP
  • ヴィンテージホワイト:VW
  • ホットメルロー:HML
  • サンセットバースト:SSB
  • フレッシュグリーン:FGR
  • ムーンライトブルー:MLB
  • ラスティーブラスチャコール:RBC
  • クリスプゴールド:CPG



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旧モデルとの違いについて

ここでは新旧モデル(上位機種RSP)の違いについて比較していこうと思います。

ボディ材やセットネック、ネックスケールなどは同じですが主に下記のような違いが見られます。

新モデル 旧モデル
ボディ構造 チェンバードボディ ソリッドボディ
ナット材 PPS GRAPHTECH TUSQ
指板R 305R 350R
フレット材 ステンレスフレット 非ステンレス
ピックアップ VH5 VH7
コントロール フォーカススイッチ、5WAYセレクター ドライスイッチ、3WAYセレクター
ブリッジパーツ チューンOマチック/ストップテールピース or レーシングテールピース TonePros AVT-II
ネックジョイントの深さ 従来より1.5フレット分深くジョイント
フィニッシュ サテン(艶あり)フィニッシュ スチールウール仕上げ
リュウ

比較してみると、やっぱりレスポールにかなり寄せた仕様になってますね。コントロール類に独自性がありますが指板Rやブリッジパーツ、ネックジョイントが深くなったのもレスポールの「ディープジョイント」と同じ発想のものだなという印象を受けますね。

ラインナップについて

3つのグレードから成っている各モデルについて解説していきます。

REVSTAR PROFESSIONAL RSP20,RSP02T

 

NEW Revstarの最上位クラスになります。

最上位モデルのRSPシリーズは、弾き込まれたヴィンテージギターの鳴りが新品の状態から手に入る「I.R.A処理」が施され、ボディ&ネックにカーボンファイバー素材が仕込まれ音抜けも一番良いです。職人の手で丁寧に仕上げられており、日本製ということで安心感も品質も最高のものとなっています。

REVSTAR STANDARD RSS20/20L,RSS02T

 

求めやすい価格になりコスパを良くした中級モデルです。

おそらくインドネシア製だと思いますが品質に抜かりはなく、上位モデル同様に「フォーカススイッチ&ハーフフェイズアウト」は健在なので、幅広い音作りが可能です。ネックのみですがカーボンファイバー素材が仕込まれています。

REVSTAR ELEMENT RSE20/20L

 

価格を抑えたRevstarの廉価モデルです。

廉価版とは言えチェンバードマホガニーボディ、セットネックと大事な部分はしっかり守られ、コントロールは旧モデルに搭載されていた「ドライスイッチ&3Wayセレクター」が採用されています。幅広い音作りが可能で演奏性も高いです。初めてのギターとしても十分な品質を誇っています。

まとめ

最後にNEW Yamaha Revstarの特徴などをまとめておきます。

  • カーボンファイバー入りチェンバードボディ&ネック(RSP)
  • フォーカススイッチ&ハーフフェイズアウト(RSP,RSS)
  • ハムバッカー or P-90タイプが選べる(RSP,RSS)
  • 上記種にはI.R.A処理、そして日本製
  • レスポールにかなり寄せた仕様の印象
  • ネックジョイントが従来より深くなっている
リュウ

フルモデルチェンジによって旧モデルの地味な印象からガラッと変わり、明るい雰囲気になったのが一番良かったなと思います。ヤマハのギターって高品質だけど基本的に地味なので今一つパッとしない感があったけど、他のモデルにも取り入れるとさらに人気が出そうな気がします。

 

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旧モデルのRevstarについて下記の記事にて解説しています。

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