HOTONE「AMPERO Ⅱ STOMP」製品レビュー!【めっちゃ音良い!】


初心者2

  • HOTONEの「AMPERO Ⅱ STOMP」ってどんなもの?
  • 機能や特徴、音質・操作性について詳しく知りたい。
  • HOTONE ってどんなブランド?
  • 評価・評判についてはどう?


この記事では、上記の悩みや疑問を解決する内容になっています。

リュウ

なぜなら、「AmperoⅡStomp」について調べたことや参考になる動画を集め、ギター歴24年でブロガーの筆者リュウが、この記事で分かり易く解説しているからです。

記事の前半で、「AmperoⅡStomp」の概要、HOTONEがどんなメーカーを紹介し、後半で、機能や特徴、音質や操作性、気になる点について詳しく解説しています。

この記事を読み終えると、現在、勢いのある中国エフェクターブランドHOTONE「AmperoⅡStomp」がどういう特徴を持った製品なのか分かり、購入の参考になります。

目次

AMPERO Ⅱ STOMPとは?

中国のエフェクターブランド「HOTONE(ホット・トーン)」からAmperoシリーズの最新機種「AmperoⅡStomp(アンペロ 2 ストンプ)」が発売されましたね。

初代Amperoと比較して何がパワーアップしたかというと、DSPが3つになりESSコンバーターという高音質なパーツを採用したことで音質向上が図られ、同時エフェクト使用数が12個になり、一つのパッチ内に2系統のエフェクトチェーン「デュアルエフェクトチェーン」が設定出来るようになりました。

tri-core DSPにより、これまでの2.5倍の処理能力を有し、高音質で定評のあるESSコンバーターを採用されたことで独自開発の「CDCM HD+F.I.R.Eモデリング」にさらに磨きが掛かってます。

リュウ

めっちゃ音が良いし、音作りもタッチパネル操作のみでほぼ完了できて、スマホ感覚で直感的に操作出来ちゃいます!

400以上のアンプやエフェクトモデリングが用意され、高機能な60秒ステレオルーパーも実装されていて、ソフトウェアをダウンロードすればPCからのエディットも可能です。

前機種にはドラムマシン機能がありましたが、今回は省かれていてライブやスタジオレコーディング向けに特化した仕様になっています。オーディオインターフェース機能もあるよ!

HOTONE ってどんなブランド?

HOTONE(ホット・トーン)は、2013年に誕生した中国湖南省長沙市に本社を構えるギター/ベース用エフェクターの開発・販売をしている新進気鋭のブランドです。

中国のエフェクターメーカー「MOOER」と同じく、世界中のギタリストから支持を得ているブランドで、幾つものオリジナリティある高品質な製品を世に送り出しています。

製品の特長としては超小型エフェクターや、NAMM2015で話題になったスマホ専用アプリからBluetooth経由でこれまでの名機や入手困難なヴィンテージ・エフェクター、現代の人気モデルのサウンドを本体に転送して使う「XTOMP」というモデルもあります。

 

他にもボリュームペダル、ワウペダル、V/Wペダルをスイッチングで切り替えて使えるモード、外部機器へのエクスプレッションペダルとして使用するといった1台4役をこなす高機能ペダル「Soul Press II」も注目されています。しかも500gと軽量!

 

「HOTONE」の製品は最新技術が使われ、高機能で利便性・可搬性に優れている印象です。

機能・特徴

「AMPERO II STOMP」の機能や特徴について紹介していきます。

デュアル・エフェクト・チェーン

本機にはDSPが3つ(Tri-core)搭載されていて最大12個までのエフェクトを同時に使用でき、それを半分に割って2系統のエフェクトチェーンを組むことが出来ます。

これによって1つのパッチ内で異なったサウンドの使い分けが可能で、ギターとベースのサウンドをそれぞれに設定すれば、ギター&ベースの同時プレイも可能になります。

これはDTMのときに、ギター/ベースどちらも演奏する人には機材を変更する手間が省けてとても役立つ機能とも言えますね。

シリーズ/パラレル接続や外部エフェクターも組み込み可能で、ルーティングも自由にカスタマイズできます。

リュウ

最大エフェクト同時使用数が12個というと、他機種なら「BOSS GT-1000」と同じです。「LINE6 HX STOMP」でも最大8個なのでその高機能ぶりが窺えますね。

操作性について

AmperoⅡStompは、動画のようにタッチパネル操作だけでほとんどの設定が完了でき、エディットに関してもカテゴリー分けされたアンプやエフェクターをスマホを操作するように指先でチェーンブロックに当てはめるだけで簡単に行えます。

パラメーターの変更も本体のノブを使って簡単に操作でき、視認性についても一目でわかるようになっているので「AmperoⅡStomp」を初めて使う場合でもすぐに使えこなせそうです。

音色・音質について

独自開発のモデリングテクノロジー「CDCM HD + F.I.R.E(Field Impulse Response Enhancement」により本物のアンプのようなリアルなサウンドが再現されています。

高音質で定評のあるESSコンバーターを採用することで音質向上が図られ、前モデルよりサウンドクオリティがさらに磨きを掛けていて、ギター/ベース用アンプのスピーカー開発で有名なCelestion Digitalが提供するスピーカーIRも標準装備しています。

リュウ

ユーチューバーギタリストのかずきさんも上記動画内で、その音の良さに酔いしれてますね^^

音色数はギター/ベース用のアンプやエフェクトを含め400以上用意されていて、次の13種類のカテゴリーに分けられています。

  • DYN:Compressor、boost、noise gate など
  • FREQ:pitch shift/detune、octave などのフィルター系エフェクト
  • WAH:ワウペダル
  • VOL:ボリュームペダル
  • DRV: Overdrive、Distortion などの歪み系エフェクター
  • AMP:アンプモデリング
  • PRE AMP:プリアンプ(acoustic/bass preamps)
  • CAB:キャビネットシミュレーション
  • IR:ファクトリー IR (acoustic IR)ユーザー IR ローディング
  • EQ:イコライザー
  • MOD:モジュレーションエフェクト
  • DLY:ディレイ
  • RVB:リバーブ

マーシャルやフェンダーアンプ、TS-808などの数々の名機と言われる機種のモデリングが用意されています。これ1台あれば音色に困ることはなさそうですね。

60秒ステレオルーパー

AmperoⅡStompは、ステレオで最長60秒録音可能なルーパー機能を備えています。

「BOSS GT-1000 CORE」のステレオでの録音時間は19秒、「LINE6 HX STOMP」はステレオで30秒と、有名な機種と比較してみると長さが実感でき、その性能の高さが実感できますね。

PCエディター

「AmperoⅡStomp」のエディットをPC上で行うためのPCエディターが用意されています。

これを使えば音作りがさらにやりやすくなりますね。

ソフトウェアのダウンロードはこちら

入出力端子

「AmperoⅡStomp」の入出力端子は以下の通りです。

  • ギター/ベースのinputが2系統
  • アンプやモニターへのLR output
  • エクスプレッション・ペダル (EXP/CTRL)が1個
  • 外部エフェクター用のSEND/RETURN端子が1系統
  • MIDI IN/OUT端子
  • AUX 端子
  • ヘッドフォン端子

気になる点について

ここまで「AmperoⅡStomp」の音の良さ・使いやすさについて十分に良いことが分かったと思いますが、一つ気になる事というとエクスプレッション・ペダルの増設が1つしかないです。

本体のワウペダルなどを使用するにはEXP/CTRL端子にフットペダルを繋ぐしかなく、そうするとフットスイッチの増設が気軽に出来なくなっちゃいます。

この状態でフットスイッチを増設したい場合は、MIDIコントローラーを使用するしかないです。ここで余計なコストが掛かりそうですね。

まとめ

最後に「AmperoⅡStomp」についてまとめておきます。

  • DSPを3つ搭載
  • 同時エフェクト使用数12個
  • デュアルエフェクトチェーンが可能
  • 音はめっちゃ良い
  • エフェクト数は400以上
  • 視認性も良く操作性も◎
  • ペダル増設は1系統しかできない

 

ストンプスタイルのモデルとして後発モデルだけあってかなり高機能ですね。今後のアップデートでさらに良くなる可能性もありますし、勢いある中国エフェクターメーカーの今後に期待が高まりますね。



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