サカナクションの入門におすすめな曲10選!【聴きやすさ重視】


初心者2

  • サカナクションってどんなバンドなの?
  • 入門者でも聴きやすいオススメの曲が知りたいです。


この記事では、上記の悩みや疑問を解決する内容になっています。

なぜなら、アナタと同じサカナクション初心者でブロガー/ギター24年の筆者・リュウが、聴きやすいと感じたものや代表曲を10曲に絞り込んで紹介しているからです。

記事の前半で、サカナクションとはどんなバンドなのかを紹介し、その後にオススメ曲を紹介していきます。各楽曲に筆者のリュウが初めて聴いた時の感想を書きました。参考にどうぞ。

この記事を読み終えると、サカナクションの入門に適した聴きやすい楽曲を知ることで、サカナクションって独特の世界観があって一度好きになったら抜け出せなくなる最高のバンドだと気が付けます。

目次

サカナクションってどんなバンド?

サカナクションは、2005年に結成された北海道出身の男女5人で構成されたロックバンドです。

  • 山口一郎(ボーカル、ギター)
    サカナクションの中心メンバーで、ほとんどの楽曲の作詞・作曲を担当。
  • 岩寺基晴(ギター)
    サカナクション結成前から山口一郎さんとバンド活動をしていた。
  • 草刈愛美(ベース、シンセベース)
    愛称は「姐さん」。札幌のインディーズシーンで有名な存在だった。
  • 岡崎英美(キーボード、コーラス)
    愛称は「ザキオカ」「ザッキー」。山口一郎さんと同じバイト先で働いていたことから加入。
  • 江島啓一(ドラムス)
    愛称は「エジー」。知人の紹介で加入し、「幾つものバンドを経験してきたが、その中でも山口一郎の歌は良い」とのこと。

バンド名は「魚」と「アクション」を掛け合わせたものからできています。

バンド名にあまり用いられない「サカナ」と、変化を恐れずにやっていこうという意味を込めた「アクション」、それを組み合わせて「サカナとアクションでサカナクション」にしたようです。

音楽性は、ロック、ポップ、テクノ、フォーク、EDM、エレクトロニカ、クラブミュージックといった幅広いジャンルの音楽がミックスされており、歌詞は山口一郎さんが受けた文学の影響が色濃く反映されています。

少しとっつきにくさがあるかも知れませんが、一緒に歌えるPOPな楽曲も多いので安心してくださいね。

番組のテーマソングやCMソングとして使用されている楽曲も多く、サマソニのような巨大フェスにも毎年出演しており、2013年にはNHK紅白歌合戦への出演も果たしています。

作り込まれたMVや圧巻のライブパフォーマンスなど、「次はどんなパフォーマンスを見せてくれるんだろう」と期待せずにはいられない、このバンド独特の世界観や中毒性は一度ハマったら抜け出せなくなりますよ。

“サカナクション”おすすめ曲10選

サカナクション入門者にも聴きやすい楽曲を紹介していきます。

この記事で紹介している楽曲のプレイリストをYouTubeに用意してあります。下記リンクからまとめて聴けますよ。

YouTube:サカナクション入門プレイリスト

新宝島

初めて聴いた時の感想

うねるようなシンセサウンドで始まり、「この後、どう展開するのかな?」というドキドキ感があって、そしたら「めっちゃ聴きやすい」「ノリも良い」てなって、サカナクション好きだなと思いました。

映画「バクマン」の主題歌としてメガヒットし、バンドを代表する楽曲の一つとなっています。

独特な雰囲気のMVや「新宝島」というタイトルから、サカナクションと言えばこの曲を思い浮かべる人も多いと思います。

レトロ調のイントロが特徴的な、アッパーかつキャッチーでポップな楽曲で聴いて損しないです。

サカナクション初心者の入門用としてピッタリな曲で、サカナクションがどんな音楽をやっているのかも、これを聴けば分かると言ってもOKなくらいです。

MVも昭和のバラエティ番組「ドリフの大爆笑」を模した演出がなされていて面白いです。「MTV Video Music Awards Japan 2015」最優秀邦楽グループビデオ賞にもノミネートされた、サカナクションを知るのに絶対外せない楽曲です。

忘れられないの

初めて聴いた時の感想

キラキラサウンドから始まり軽快なギターカッティングが聴こえてきて「良い感じだな。」って思いました。歌が始まると90年代っぽい感じがして「この曲、好きやな〜」となりました。オススメですよ。

広瀬すずさんが出演されていた「SoftBank」のCMに起用されていた楽曲なので聴いたことがあるかも知れませんね。

昭和を意識したMVやタイトルも特徴的ですが、当時シングルに採用されていた「8センチCD」でリリースされており、リアルの世界まで昭和の世界観が演出されていて話題を呼びました。

入門者にも聴きやすくて、軽快なリズムで懐かしさの中にもサカナクションらしさ・現代らしさを感じられる曲調になっています。

アルクアラウンド

初めて聴いた時の感想

この曲を初めて聴いた時は、「んっ!? YMOだ!」とグッと引き込まれました。サビでのロックな盛り上がり方やノリの良さもあって、「サカナクションって、カッコいい」って思いました。

スポーツ用品を扱うアルペングループが展開しているブランド「kissmark」のCMソングとして使用されていました。

サカナクションがブレイクするきっかけにもなった楽曲です。

曲調はダンスミュージック系で、80年代テクノサウンドから始まりサビになるとロックな盛り上がりを見せてくれます。テクノとロックがうまく融合していてカッコいいです!

MVについては、「Perfume」などの映像監督を務める関和亮さんが起用されているのも外せません。

夜更けの幕張メッセを歌詞が入った看板を押しながら歩き回り、その中には決められた角度になると文字となって見える視覚効果もあったりCG無しなのに見ていて楽しいです。しかも一発撮り!

絶対聞いておきましょう!

さよならはエモーション

初めて聴いた時の感想

サビがすごく印象的で聴いたあと、頭の中で何回も歌ってました。メッセージ性を強く感じるというか、「これは名曲だろ」って思いました。

「東進2013全国統一高校生テスト 全国統一中学生テスト」篇のCMソングとして起用された曲です。

曲調は、切ない感じで自分と向き合ってような雰囲気です。でもサビは暗めではありますがキャッチーさがあり、勝手に頭の中でリピートしちゃいまいますね。

MVも建物の中に入ると過去の自分がいて、だんだん未来へと繋がっていくようになっていて、ジーっと見てしまいます。

ちゃんと入門者でも聴けるので安心してくださいね。

ミュージック

初めて聴いた時の感想

リズムが心地良くて山口さんと同じ風になってしまってた。そこまでキャッチーではないけど、じわじわとアツくなってくる感じかな。ライブだったら聞き入っちゃうと思う。

「サカナクションの集大成」とも称されることがある「ミュージック」。

江口洋介主演のドラマ『dinner』の主題歌、初出場した「第64回NHK紅白歌合戦」にて披露した楽曲。

ファンの間でとても完成度の高い曲として人気があり「サカナクションの集大成」と言われています。

曲の始まりからのリズムが心地良く、静かに始まってだんだん盛り上がってきます。ライブだと一体感を味わえそうな曲ですね。

サカナクションを語る上で外せない曲のようです。押さえておこう。

多分、風。

初めて聴いた時の感想

壮大な雰囲気で始まってノリも良いので、気がついたら身体が動いてしまってました。ドラマティックに盛り上がるサビといい、聴きやすいメロディといい、筆者・リュウ的には名曲の部類に入りました。

資生堂の日焼け止め化粧品のCMソングとして制作された楽曲です。

爽やかさなイメージで疾走感のある楽曲です。聴きやすくてドライブにも合いそうですね。遠くへ向かって走り出したくなるような感じがします。

MVについても風に吹かれるような爽やかなイメージで、出演されてるショートカットの女子も印象的ですね。

サカナクション入門者でも全然聴きやすい楽曲ですよ。

アイデンティティ

初めて聴いた時の感想

ラテンな雰囲気のパーカッションで始まり「これは盛り上がるだろうな。」って思いました。サビも覚えやすそうなので、ライブで大合唱が起きているのを想像してしまいました。

映画「ジャッジ!」や東進のCMにも起用された楽曲です。

ノリが良く、曲の始まりからキャッチーなサビを歌うので、次にサビがくる頃には一緒に口ずさめて盛り上がれる爽快なロックナンバーです。

ライブやフェスで必ず演奏される、サカナクションの超定番曲!

『バッハの旋律を夜に聴いたせいです。』

初めて聴いた時の感想

「バッハ」て言うからどんなのかと思ったら「EDMやん。」って感じでした。

まず『バッハの旋律を夜に聴いたせいです。』というタイトルが目を引きますよね。

タイトルに「バッハ」という名前が入っていますが、曲調は4つ打ちをベースにしたEDMっぽいダンスナンバーです。キャッチーなメロディで聴きやすいですよ。

MVも山口一郎さんが“山口人形4体”を操ってのダンスが印象的です。また女優の麻生久美子さんが出演しており、チャイナドレスに身を包み山口人形との濡れ場も見どころです!

特徴的なタイトルですが入門者にもオススメ出来る聴きやすい楽曲です。

ナイトフィッシングイズグッド

初めて聴いた時の感想

「こういう曲もないとダメだよね。」的なバラードかと思ったら、途中でガラッと雰囲気が変わり伝説のロックバンド、クイーンの曲みたいになっていくんです。「山口さんってアツい人だな」と思いました。

インディーズ時代の1曲で、10周年記念を祝して開催された『あなたが選ぶサカナクションの名曲』において、第3位を獲得した楽曲でもあります。

曲調は、上記でも話しましたが最初バラードで途中からクイーンになっていくロックです。現在のサカナクションのような楽曲とは全く違います。

山口さん自身が”無類の釣り好き”らしく、タイトルはそこから来てるんでしょうね。

初期の頃の楽曲ですが、聴きやすいので是非!

エンドレス

初めて聴いた時の感想

1番が終わって2番になる時に同じ雰囲気で繰り返すのなと思ったら、全然違ってて「面白い」と思いました。上手に予定調和を崩していて、これも名曲だと思いました。

ファンが選ぶ名曲ランキングで第5位にも選ばれた楽曲です。

ピアノによるイントロが印象的な、一番はしっとりと展開していき、2番になるとテクノっぽいダンスナンバーへと変貌します。しっかりロックもしており曲展開がとても面白い、聴かせてくれる曲です。

MVも芸術的で不思議な世界観が広がっていて見入ってしまいますし、聴きやすく素晴らしい作品です。

入門者のアナタにも是非聴いて欲しいです。

まとめ

  • サカナクションは2005年結成のメジャーバンド
  • 山口一郎がバンドの中心となっている
  • ロック・テクノ・クラブなど多ジャンルをミックスしている
  • 聴きやすい曲はたくさんある
  • 一度ハマったら抜け出せない中毒性に注意

この記事で紹介した楽曲以外にも、まだまだ良い曲があります。これをきっかけに他の楽曲やアルバムも聴いてみてくださいね。



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